「The COLOR of PIXAR <ピクサー>絵作りのための色見本帳」が19年12月発売に
書籍「The COLOR of PIXAR <ピクサー>絵作りのための色見本帳」が、2019年12月28日に発売となります。
【新刊予約開始】『The Color of Pixar:〈ピクサー〉絵作りのための色見本帳』― “感情を表現する”“感情に訴えかける”ピクサーの色使いの秘密を300枚を超えるベストショットから学ぶ! レインボーカラーの鮮やかな画面からストーリーを語る色彩構成と構図を読みとろう!https://t.co/pyvl5Gkso4 pic.twitter.com/HQxPiafUaq
— ボーンデジタル出版事業部 (@bd_publishing) November 9, 2019
数々のピクサー・アニメーション・スタジオ作品に携わったアートディレクター、ティア・クラッターによる同書には、ピクサーがこれまでに発表してきた19作品のアーカイブから、300枚以上のフィルムスチールが収録されます。連続的なスペクトルとして色を考察することで、ストーリーの表現に必要な色彩構成と構図を読み取ろうというアイディアで、ピクサーの映像制作の秘密を色を見て感じられる仕様となっています。
同社は、「映像における色が役割を果たせば、セリフが少なくてもシーンの雰囲気を伝えられる」と考えており、その考えのもと、映像制作に「カラースクリプト」と呼ばれる色台本を活用してきました。これにより、冒頭からクライマックスまでの感情の高まりを、目に見える形でマッピングしてコントロールしているといいます。同書を読めば、ピクサー作品の見え方が変わるかもしれません。
「The COLOR of PIXAR <ピクサー>絵作りのための色見本帳」掲載19作品
「トイ・ストーリー(95年)」「トイ・ストーリー2(99年)」「トイ・ストーリー3(10年)」
「モンスターズ・インク(01年)」「モンスターズ・ユニバーシティ(13年)」
「ファインディング・ニモ(03年)」「ファインディング・ドリー(16年)」
「カーズ(06年)」「カーズ2(11年)」「カーズ/クロスロード(17年)」
「バグズ・ライフ(98年)」「Mr.インクレディブル(04年)」「レミーのおいしいレストラン(07年)」「ウォーリー(08年)」「カールじいさんの空飛ぶ家(09年)」「メリダとおそろしの森(12年)」「インサイド・ヘッド(15年)」「アーロと少年(15年)」「リメンバー・ミー(17年)」
※カッコ内は初公開年。2017年に海外で発売された同名書籍の国内版であるため、以後の作品については収録されていない。
ピクサー・アニメーション・スタジオについて
1986年、アメリカにて設立された映像制作会社。前項の19作品のほか、「ティン・トイ(88年)」「インクレディブル・ファミリー(18年)」「トイ・ストーリー4(19年)」などを制作している。2020年3月には、最新作「2分の1の魔法」が公開予定。2006年には、ウォルト・ディズニー・カンパニーの完全子会社となっている。
「The COLOR of PIXAR <ピクサー>絵作りのための色見本帳」
発売予定日:2019年12月28日
著者:ティア・クラッター
定価:3,800円+税
サイズ:縦160mm x 横210mm
ページ数:352ページ
発行:株式会社ボーンデジタル
ピクサー・アニメーション・スタジオ
公式ウェブサイト
公式Twitter
公式Facebookページ
株式会社ボーンデジタル
SHARE
Written by