動画配信サービス、どれ観たらいいの?
Netflix(ネットフリックス)、amazon Prime(アマゾンプライム)、hulu(フールー)…動画配信サービスが大充実の昨今。いつでもどこでも映画やドラマを視聴できるのはとても幸せなことです。各動画配信プラットフォームがどんどん資金を投入し、質の高いオリジナルも次々と生まれています。ただ、あまりに作品が多すぎて「いったいどれを観たらいいの」という声もちらほら。そこで動画配信サービスの中から、「個人的オススメ作品」を聞いてみました。年末年始のおともに、あたらしい作品との出会いを楽しんでみて!
平日会社員、休祝日イラストレーターとして活動する日向コイケさんのおすすめ5作品をどうぞ!
男はつらいよ 寅次郎物語 HDリマスター版(第39作)
サービス:amazon prime
国民的番組「男はつらいよ」も今年で50周年!
同シリーズはほぼ観てきたけれど、この回で語られる下記のセリフが、
未だに人生の金言として胸に突き刺さっている。満男 「人間は何のために生きてるのかな」
寅次郎 「何て言うかな、ほら、
あ-生まれて来てよかったなって思うことが何べんかあるだろう、
そのために人間生きてんじゃねえのか」
岸和田少年愚連隊
サービス:amazon prime
岸和田のノーフューチャーな不良たちが喧嘩に明け暮れる日々を描いた作品。
泥臭い内容ではあるが、古き良き大阪の人情と、錚々たる芸人さん達のセンスがセリフ一つ一つに冴え渡っていて、全体的に爽やかさとユーモアを感じる。
SR サイタマノラッパー
サービス:amazon prime
田舎の閉塞感、挫折、裏切りを抱えながらも、ラッパーを目指す若者達の青春劇。
物語のラスト、寂れた焼肉屋というステージで演じられる8分弱の掛け合いのシーン。
そこにはスポットライトもマイクもスピーカーもないけれど、いやだからこそ、心にグッと響くものがある。
SMOKE
サービス:NETFLIX
「ムーンパレス」、「シティーオブグラス」のポール・オースター原作。
ブルックリンの小さなタバコ屋を中心に嘘と愛が交差する人間模様。
鑑賞後、静かに訪れる一本のタバコのような安らぎと揺らぎ。まるで煙のような作品。
水曜どうでしょうClassic
サービス:NETFLIX
最後はこちら。北海道が誇る伝説的ローカル番組「水曜どうでしょう」
しばしば車のリヤウインドウに貼られているあのステッカー。
終始、馬鹿らしくて愛おしい。大泉洋を観てるとついつい笑顔になってしまう。
全くお金がかかっていない筈なのに、なんでこんなに面白いんだろう…
■おしえてくれた人■
日向コイケ(ひゅうが・こいけ)
1992年生まれ
多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒。
平日会社員、休祝日イラストレーター。
生活の中に時折現れる心惹かれる瞬間を絵にしています。
サブスクはAmazonプライムとNetflixを愛用中。
SHARE
Written by