メンバー全員が日米ハーフ。INTERSECTION(インターセクション)がついにデビュー!
日本とアメリカのダブルカルチャーを持つ4人組ボーイズグループ、INTERSECTION(インターセクション)がいよいよ本格始動。デビュー曲『Heart of Gold』が10月5日に配信限定曲としてリリースされ、YouTubeにはMVも公開された。
結論から先に言うと、彼らは「世界基準のボーイズグループ」であり、「Justin Beaver(ジャスティン・ビーバー)的な音楽素養を持った」、「1D(ONE DIRECTION・ワンダイレクション)の後継者」と言えそうだ。
INTERSECTION『Heart of Gold』MV
INTERSECTION(インターセクション)とは?
INTERSECTIONは、日本とアメリカのダブルカルチャーを持つ4人組ボーイズグループ。メンバー全員が日米ハーフのバイリンガルで、4人全員がアメリカと日本双方で育ち、幼い頃から両国の音楽、ファッション、カルチャーに自然に馴染んできた。
東京都内のインターナショナルスクールで出会った4人は、歌やダンス、楽器演奏や作曲などマルチな才能を持つ。音楽的には、ジャズやソウル、ヒップホップ、R&B、クラブミュージックにポップスと様々なジャンルから影響を受けている。
メンバーは、橋爪ミカ、青山ウィリアム、ミッチェル和馬(カズマ)、モリアティー慶怜(ケーレン)の4人で構成される。
リーダー・橋爪ミカ
ハワイ生まれ。16歳までハワイで過ごし、プロサッカー選手を目指していた。その出自のせいかおおらかな性格をしていて、INTERSECTIONではリーダーをつとめる。ヴァイオリンやウクレレ、サーフィンなどに子どもの頃から親しみ、現在も基本的な移動手段はスケボー。スポーツをふくめた幅広いカルチャー全般と親和性がある。
アーティスティックな青山ウィリアム
カリフォルニア生まれ。2歳で日本に来てからは、水泳のジュニアオリンピックを目指して練習に明け暮れていた。14歳の時にスカウトされ、芸能活動を開始。16歳の頃から作曲を開始し、2017年にSpotify限定で配信したINTERSECTIONの『Starting Over』では作曲を担当。ヴォーカルとしてのスキルも高く、特に高音が特徴的。自身の役割を「落ちてきたものを拾う人。溶けてきているアイスを固める存在」と独特な言葉で語る。
エリートモデル・ミッチェル和馬(カズマ)
ニューヨークのアッパーサイドで生まれ、8歳で来日。2018年にハーバード大学に合格。2017年、『メンズノンノモデル公開オーディション2017』にて準グランプリを受賞し、現在はメンズノンノ専属モデル。4歳からフルートを始め、中学の頃はジャズバンドに所属してサックスを担当。ライブでサックスを披露することもある。
ムードメーカー・モリアティー慶怜(ケーレン)
最年少。キューバのミリタリーベース生まれ。バージニアビーチ、スペイン、ハワイ、日本と様々な文化のなかで育った。グループでは弟的存在でありムードメーカーだが、セクシーな歌声でギャップを生み出す。特に『Heart of Gold』では歌い出しと歌い終わりを担当しており、楽曲に艶を与えている。特技はダンス、好きな食べ物はHARIBO。
以上の4人がINTERSECTIONのメンバー。全員がまだ10代ということもあり、あらゆる意味において1年ごとの成長が目覚ましい。ヴィジュアルだけを比べて見ても、去年と比べると大人っぽさが格段に増している。
1D(ONE DIRECTION)の後継者たりうる、世界基準のボーイズグループ
ヴィジュアルの良さに注目が行きがちだが、INTERSECTION(インターセクション)は、むしろその楽曲のクオリティの高さと歌唱力の確かさで評価されている。
2017年にSpotify限定で配信した楽曲『Starting Over』は、Spotifyの「Early Noise 2018」(Spotifyが躍進を期待するアーティスト)に選出され、音楽関係者のあいだで話題になった。また、同曲は日本のバイラルトップ50チャート(SNSで話題になった曲のランキング)の19位にもランクイン。メジャーデビュー前のアーティストとしては異例の記録だ。
INTERSECTION『Starting Over』MV
彼らのInstagramやYouTubeを見ていると、コメントのほとんどが英語で書かれている。それにはもちろん彼らの出自も関係しているだろうが、すでにインターナショナルな人気を獲得しつつあるとも言える。たとえるなら、2011年にアルバム『UP ALL NIGHT』をリリースし世界中を席巻した1D(ONE DIRECTION)を彷彿とさせる。
近年、『ミュージックステーション』にも出演した人気のラテン系ボーイズグループCNCO(シーエヌシーオー)、“現代のバックストリート・ボーイズ”と言われるPRETTYMUCH(プリティマッチ)、2018年のサマーソニックに出演したWhy Don’t We(ホワイ・ドント・ウィー)など、1D(ONE DIRECTION)の後継者的ボーイズグループが世界的に次々と出現している。
こうしたなか、日本でも本格的な後継者候補、世界基準のボーイズグループがあらわれたというわけだ。
音楽的にはJustin Beaver(ジャスティン・ビーバー)に近いか?
デビュー曲『Heart of Gold』の作詞作曲は、中島美嘉やCrystal Kay、ちゃんみななどの楽曲を手がけるRyosuke “Dr.R” Sakai、オーストラリアのシンガーであるブラッド・シャリッチ、ニュージーランドのクリエイター・バントン兄弟が担当している。先ほど「1D(ONE DIRECTION)の後継者」と書いたが、音楽的にはむしろ、そのライバルだったJustin Beaver(ジャスティン・ビーバー)に近いかもしれない。
1Dが王道のポップロックだったのに対して、ジャスティン・ビーバーは最先端の音楽的潮流を積極的に取り込むことであたらしいポップスを確立させた。現在公開されている『Starting Over』や『Heart of Gold』を聴くと、INTERSECTION(インターセクション)にもその傾向が見られる。
また、同楽曲のメイキングビデオも同時に公開された。MVを別の角度から楽しめる。
INTERSECTION『Heart of Gold』メイキング
さらに、11月9日には『Falling』、12月7日には『Body Language』と2つのシングルが配信リリースされることが決まっており、一気にブレイクする可能性を秘めている。
もしも本当にINTERSECTIONがジャスティン・ビーバーと1D(ONE DIRECTION)のDNAを引き継いでいるとしたら、これはひとつの事件になるかもしれない。
〈リリース情報〉
INTERSECTION『Heart of Gold』
2018年10月5日配信開始
Spotify
Apple Music
INETRSECTION(インターセクション)
オフィシャルサイト
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