<後編>MR.MR 末っ子“ジェミン&サンヒョン”の本音~K-POPアーティスト「リーダーのホンネ、末っ子のホンネ」~
K-POPシーンで活躍するグループのリーダーと末っ子にスポット当てる「リーダーのホンネ、末っ子のホンネ」。それぞれの役割のなかでいいところ、苦労しているところなどをお伺いしつつ、ほかのメンバーから見たイメージなども掘り下げてお届けします!
前回のリーダー編に続いて、今年2月に発売した日本メジャー・デビュー・シングル“Just 1 Light”が、オリコン・デイリー・チャートで1位を獲得した注目のボーイズ・グループ、MR.MRが登場。2015年に新メンバーとして加入した末っ子コンビのジェミンとサンヒョンは、もともと全く異なる性格のようで……?
加入した当初は、失礼なことをたくさんしてしまって(ジェミン)
ジェミン「MR.MRの末っ子で良かったと思ったこと……特にないです(笑)。というのは冗談で、優しいお兄さんたちで良かったなぁって……」
チャンジェ「どのあたりが?」
テイ「嘘つかないで(笑)」
ジェミン「本気ですけど! 僕は新メンバーとして加入したので、お兄さんたちから学ぶ部分もたくさんあるから、それも良かったです」
サンヒョン「僕も同じ。これは末っ子としてじゃなくて、新メンバーとして加入したときの大変だった話になるんですけど、僕はもともと運動が好きなんですが、ダンスや歌はしたことなくて。だから加入した当初は本当に大変で、これは僕に合ってないんじゃないかってたくさん考えました。いまは楽しいし、面白いし、頑張っていきたいなって思ってます」
チャンジェ「少し補足をすると、グループを結成したタイミングから一緒に活動をしていたら、やりやすいじゃないですか。でも、ジェミンとサンヒョンが加入した時には、すでに僕たちはオリジナル曲が何曲もありました。それを覚えることだけでも大変だったんだと思うんです」
テイ「でも、しょうがないじゃん、後から入ったんだから(笑)」
ジェミン「僕は、末っ子として加入することになって、家族以外の人と生活を共にしたことがこれまでなかったので、そこが一番大変でした。最初のほうは失礼なこともいっぱいしてしまったし」
チャンジェ「当時は年齢的なものもあって、高校を卒業してすぐにMR.MRとして活動することになったから、そもそも社会人としての生活が初めてなんですよ。だから、どうやって振舞っていいのかがわからない。で、僕たちが教えるんですけど、最初はちょっとひどかったですね(笑)」
ジェミン「当時、失礼なことをたくさんしてしまって(笑)。たとえば、勝手にニックネームをつけて……」
チャンジェ「いやいや、それは大丈夫よ! それは面白いからいいんだけど……」
ドヨン「どんな話ですか?って聞くときも、礼儀がないというか。言い方がちょっと……(笑)」
ジェミン「日本で言うと、タメ口みたいな。本当はお兄さんたちに〈ご飯たべましたか?〉って言わなくちゃいけないところを、〈ご飯食べた?〉って」
ドヨン「言い方が妙にフランクというか、アメリカ人っぽい感じ」
チャンジェ「というか、単に礼儀をわきまえてない子供だよね(笑)」
テイ「もともとこの人は自由な感じだから(笑)」
チャンジェ「一方サンヒョンは、教科書通り、お手本のような末っ子(笑)。まあ、2人とも変わりましたよ。いまはサンヒョンも自由な感じに……(笑)。同じタイミングで加入したからか、2人がそれぞれの性格をミックスした感じになってるんです。1年以上経つと、めっちゃ変わります」
サンヒョン「僕はさらにいい人になりました(笑)」
チャンジェ「ジェミンくんは良くなったけど、サンヒョンくんは悪くなったよ(笑)」
サンヒョン「ジェミンくんはもともとがマイナスだから、いまプラスに見えてて、僕はもともとが良いからマイナスに見えてるだけですよ(笑)」
ドヨン「2人になおしてほしいところは、インタビューじゃなくて後で話します(笑)。でも、優しいですよ、2人とも」
チャンジェ「僕は1つだけ。言わなくてもやらなきゃいけないことはやってね」
テイ「僕はないですね。自分の人生は自分で切り開くものだから、自分でしっかり歩いてください。それが一番重要。あとは、謙虚な人になってください」
サンヒョン「わかりました(笑)」
ジェミン「なんかテイさんお父さんっぽいですね」
僕自身は1年で歌手としてうまくなったっていう自覚はないですね(サンヒョン)
テイ「ちなみに、悪そうな話ばかりしてきましたけど、2人のいいところももちろんたくさんあります。まずサンヒョンは歌がすごくうまくなりました。自分でもわかってると思うけど……。それで満足しないでほしいなって思います」
サンヒョン「もちろん。全然満足してないです。僕自身はあまりうまくなったっていう自覚はないですね」
テイ「実力が急にあがったわけじゃなくて、だんだんにうまくなってる。歌手として何を考えて、感じて歌うべきなのかを理解して歌ってる。そこが成長した部分かなと思います」
チャンジェ「ジェミンは前向きで、見た目的にあまり男らしく見えないかもしれないけど、実はすごく男らしい部分があります。お兄さんたちにも言わなきゃいけないことははっきり言うタイプ」
テイ「僕たちは、ステージでみなさんにお見せする姿が一番重要ですが、ジェミンはどんどん良くなってる。どんどん新しいことに挑戦するよね。その姿勢が素晴らしい」
チャンジェ「ステージの上で堂々としてる。恥ずかしいことがないようにみえるというか」
テイ「そんなことないよ! 恥ずかしいことは絶対にある!(笑)」
チャンジェ「前にテイくんのソロのときにジェミンくんが女装をしたこともあったけど、堂々としてます。嫌がらない」
ジェミン「安い男なんですよ(笑)」
チャンジェ「でも、先輩から言われても本当に嫌だったら断るよね」
テイ「いや、ジェミンはする。絶対にするよね」
ジェミン「(軽い口調で)します(笑)」
チャンジェ「いいことじゃん!」
ジェミン「面白かったです」
サンヒョン「そういえば、僕がMR.MRの末っ子として大変だなって思うことはあまり言ってないですけど……これは後で話していいですか?(笑)」
MR.MR
2012年10月に“Who’s That Girl”で韓国デビューを果たしたボーイズ・グループ。グループ名のMR.MRは〈男の中の男〉という意味があり、メンバー全員が180cm以上の身長とモデル並みのビジュアルを持ち、全員がボーカル担当という高い歌唱力とダンスが魅力。2016年2月にリリースした日本メジャー・デビュー・シングル“Just 1 Light”は、オリコン・デイリー・チャート1位、ウィークリー・チャート5位をマーク、8月30日には待望のセカンド・シングル「ROCK this WØRLD」の発売を控えている
オフィシャルサイト:http://mrmrjapan.com/
8月30日発売セカンドシングル「ROCK this WØRLD」
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