PIECES OF A DREAMでデビュー。CHEMISTRYのおすすめ曲は?
2017年、5年間のソロ活動を経て、活動を再開した男性デュオがいます。彼らは某テレビ番組で企画されたオーディションから誕生。デビューシングル「PIECES OF A DREAM」の大ヒットにより瞬く間にトップミュージシャンの仲間入りを果たしました。
彼らの名前はCHEMISTRY。堂珍嘉邦と川畑要による男性デュオです。この記事では彼らがデビューした2001年からの軌跡を踏まえ、おすすめの曲を紹介します。
CHEMISTRYのおすすめ曲10選。これだけは絶対外せない!
PIECES OF A DREAM
まずはデビューシングルのこの曲。初期のCHEMISTRYは、ブラックミュージックに精通する松尾潔をプロデューサーに迎えていたこともあり、R&Bを意識した曲を多く歌っています。彼のプロデュースは2002年ごろまで続きました。この頃のCHEMISTRYの楽曲では、ポピュラーミュージックながらR&Bの匂いも強く感じられる、ある意味で”CHEMISTRYらしさ”を楽曲の内に見ることができます。
何と言ってもCHEMISTRYの曲ではもっとも有名であろうこの曲。2001年の発売当時、音楽を意識的に聴ける年齢だった人であれば、誰もが耳にしたことがあるのがこの曲ではないでしょうか。その世代であれば、今でもカラオケでよく歌うという人は多くいるかもしれません。CHEMISTRYの代表曲であり、もっとも人気のある楽曲です。
Point of No Return
お次は2ndシングル「Point of No Return」。前作に続き、キャッチーなテンポで綴られるこの曲は、初夏をイメージさせる爽やかな楽曲です。公園の芝生の上で寝転がりながら。そんなイメージがピッタリかもしれません。
もちろんこの曲も、デビューシングルに続き、大ヒットを記録。実はCHEMISTRYのシングルの中で、2番目のセールスを記録しているのが、ほかでもないこの曲なんです。当時はそのノリの良さから、カラオケでもよく歌われていました。余談ですが、ぼくも歌っていたうちのひとりです。
You Go Your Way
過去2作とは打って変わって、切ない歌詞が印象的なバラードは3枚目のシングル「You Go Your Way」。CHEMISTRYの2人の声やハーモニーにはこういった、いわゆる”泣ける”曲がよく合います。
CHEMISTRYはこの楽曲で、デビューから3作連続のオリコンチャート1位を記録。デビュー年での3作1位の記録は、当時史上初の記録でした。
You Go Your Wayはとても切ないバラードでありながら、決して重たくは感じさせないアレンジが光る楽曲でもあります。作詞を手がけた小山内舞は、プロデューサー松尾潔の別名だというトリビアも。
My Gift to You
少し間をあけて、こちらは7thシングル「My Gift to You」。10万枚完全限定生産でリリースされたこの曲は、知る人ぞ知る冬の名バラードとなりました。
作詞作曲を手がけたのは、ブラックミュージックを音楽性とするバンド、Skoop On Somebody。彼らもまた、松尾潔によってプロデュースされていました。彼らのデビューシングルである「ama-oto」が、当時オーディション中だったCHEMISTRYの2人の課題曲だったというエピソードもあります。彼らの楽曲を歌い、見出された2人が、彼らの楽曲を歌い、冬の名バラードを生む。こういったクロスオーバーのエピソードも含めて、CHEMISTRYの楽曲の中でぜひ聴いてほしい1曲です。
YOUR NAME NEVER GONE
「YOUR NAME NEVER GONE」は、CHEMISTRYの9thシングル。松尾潔のプロデュースを離れ、セルフプロデュースを始めた新生CHEMISTRYの2作目のシングルです。
この曲の特徴は何と言っても大人っぽい世界観。抽象的な言葉で綴っていく愛の歌はとても艶っぽく耳に届きます。やはりCHEMISTRYの2人には、こういった曲がぴったり。
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