3月はこれまでの場所から巣立ち、旅立つ季節。今いる場所から飛び立ったあとには、これからの人たちが控えています。たとえば、自分の身が滅びてこの世から消えてしまったら？ そうなったとしても自分のあとを生きる人たちに必ず聴いて欲しい、ずっと残して伝えていきたい。大切な音楽を、次の人たちへバトンを渡すように伝えていきたい。そんな「バトンミュージック」のプレイリスト。
そんな「バトンミュージック」を紹介してくれるのは、疾走感と心地ストレートなメロディを奏でるギターロックのど真ん中というべきサウンドと生命力溢れる歌声が特徴的なORANGE POST REASONさんのMIXTAPEです。

BUMP OF CHICKEN『天体観測』

僕が小学校2年生か3年生くらいの時にドラマの主題歌になっていて、一発聴いただけでビビッと来た曲です。
僕のど真ん中にあるバンドです。
(藤原 choice)

GRAPEVINE『豚の皿』

高校生の時に初めて聴いて、衝撃を受けました。
一曲の中に凄い情報量と、狂気が満ちていて、それでいて凄くクール。
カッコ良いです。
(藤原 choice)

NOFX『Linoleum』

こちらも高校生の時によく聴いてました。
イントロのギターフレーズが凄く格好良くて、練習してた覚えがあります。
何というか、上手くは言えませんが聴いていると凄く体が沸き立つような感覚があります。
(藤原 choice)

COUNTRY YARD『Starry Night』

この曲も高校時代から凄く聴いています。
この暖かい感じはCOUNTRY YARDにしか出せないんだろうなぁ。
シットさんの声の優しさに泣けます。
MVも秀逸で是非聴いてほしい一曲です。
(藤原 choice)

G-FREAK FACTORY『ダディ・ダーリン』

これまた高校生の時なんですが、SHANKが主催している「BLAZE UP NAGASAKI」を見に行った時に、初めてG-FREAK FACTORYを見て、それからずっと好きで聴いています。
この曲のMVを初めて見た時に思わず泣いてしまう位にガツンと心打たれました。
(藤原 choice)

オフコース『秋の気配』

物心つく前から僕の家ではずっとオフコースさんが流れていました。母が好んで聴いていたのですが、僕も気が付けば歌えていました。
その中でも、この「秋の気配」という歌が好きで「港が見える見下ろせる小高い公園」という歌詞に自然と僕の地元、長崎の風景を重ねてしまいます。
(坂口 choice)

ゆず『歩行者優先』

中学生の頃、音楽室でギターを弾くのを楽しみに学校に行っていたくらい、音楽が好きになっていました。その時期に聴いていたのがゆずさんで、ちょうど「毎週ワンコインシングルが出る！」という企画をやっていて、入荷を楽しみにCDショップに通っていました。この歌はその企画の後に出たシングルで、それまでは毎週出てたのに、何で出ないんだ！まだか！！と待っていた記憶が。
(坂口 choice)

奥田民生『イージュー★ライダー』

僕が初めてバンドを組んだのが高校に入学してばかりの時で、それまでは家でアコースティックギターをずっと弾いていました。
友達にROCKという物を何度も力説されましたが、何かピンと来るものはないままで、そんな時に聴いたのが奥田民生さん。
バンド組んでから今でも曲を作っていますが、こんな曲が書けるようになりたいな。と日々憧れています。
(坂口 choice)

ORANGE POST REASON『ハローグッバイ』

自分の曲はダメなのか？と恐る恐る、挙げてみます。今、僕が所属し活動しているバンドの曲です。
このバンドは長崎で結成し、現在は東京を拠点に活動しているのですが、まだ上京するという話が出てもいない頃に書いた曲なのに、まるで自分自身に書いたかのような歌詞になっていて、こんなこともあるんだな。と音楽って凄いなと、月並みに再確認しました。
出会いと別れの季節、是非一度聴いてみて下さい。
(坂口 choice)