3月はこれまでの場所から巣立ち、旅立つ季節。今いる場所から飛び立ったあとには、これからの人たちが控えています。たとえば、自分の身が滅びてこの世から消えてしまったら？ そうなったとしても自分のあとを生きる人たちに必ず聴いて欲しい、ずっと残して伝えていきたい。大切な音楽を、次の人たちへバトンを渡すように伝えていきたい。そんな「バトンミュージック」のプレイリスト。
そんな「バトンミュージック」を紹介してくれるのは、エモーショナルな声、厚みのある音でギター・ロックのど真ん中というべきサウンドを奏でるORANGE POST REASONさんのMIXTAPEです。

SHANK『Honesty』

長崎でバンドを始め、今に至るまでずっと追い続けている背中。
やっぱり純粋に「今が一番カッコイイバンド」ということで、最新作からこの曲を1曲目にピックアップしました。
(折原 choice)

Jamiroquai『Virtual Insanity』

ベーシストとしての存在感・立ち位置、どれをとっても完璧だと感じるスチュアートゼンダーの代表曲を２曲目に。ジャケットも印象的な『Travelling Without Moving』は何百回と聞き込んだ名盤です。
(折原 choice)

東京事変『群青日和』

僕のベーシストとしてのルーツである亀田誠治さんのプレイが光る東京事変のデビュー曲を３曲目に。「ロックバンドとして」のかっこよさを詰め込んだこの曲はいつまでも褪せないと感じます。
(折原 choice)

ポルノグラフィティ『ギフト』

歌詞が印象的な曲。僕自身、迷ったり悩んだりしたときによく聴きます。
背中を押されるようなそんな一曲。この曲にもみられる作詞家としての新藤晴一さんの表現が僕は好きです。
(折原　choice)

木村カエラ『happiness!!!』

カワイイは正義。木村カエラさんのセカンドシングルですが、初期の頃からロック色・バンド色が強いサウンドが特徴です。歌姫ともシンガーソングライターともつかない存在感は唯一無二のものがあると感じます。
(折原 choice)

YUKI『ひみつ』

僕のヒーローでもあるYUKIさん。ともすればかなり際どく、下品にもなりかねない内容でもYUKIさんの詞で声で歌えばそうならない不思議な力があると感じますね。女性ならではの感情表現がぎゅっと詰まった一曲。
(折原 choice)

G-FREAK FACTORY『ダディ・ダーリン』

バンドとして一番尊敬すると言っても過言ではないG-FREAK FACTORY。
まずは、この曲を聴いて引き込まれて欲しいと思います。百聞は一見にしかず、ライブで体感して欲しいです。
(折原 choice)

GENERAL HEAD MOUNTAIN『手紙』

僕の憧れであり続ける松尾昭彦氏の名曲をピックアップ。オーケストラと曲の馴染みが抜群で、やはり天才だなぁと感じます。いつか本気でホールでオーケストラと松尾さんのバンドとのライブを見てみたいです。
(折原 choice)

Mr.Children 『HERO』

Aメロの歌詞に一撃で心を掴まれた一曲。Mr.Childrenさんの曲はサビへの展開が素晴らしいと感じているんですが、この曲に至っては全てがラストのサビへの布石なんではないかと思うほど最後のサビが素晴らしいです。
(折原 choice)

椎名林檎『ありあまる富』

ここまで愛と優しく強い肯定感あふれる歌を僕は他に知りません。奇抜さやアーティスティックな一面がクローズアップされがちな椎名林檎さんですが、優しく力強い愛に溢れた女性なんだと僕は思います。今でも一番好きなアーティストです。
(折原 choice)

GOING STEADY『若者たち』

あの多感で甘酸っぱい中学生の頃にGOING STEADYを聴いてたか聴いてなかったかで、割りに長い僕らの人生の豊かさは変わってくるという自説を持ってます。
(山﨑 choice)

andymori『青い空』

この前バイト先でボーカルの小山田壮平さんが曲作りをしていたんですけど、とても素敵な方で声が冬の晴れた空みたいに透き通っていました。
andymoriのライブ観てみたかった。
(山﨑 choice)

ボブ・ディラン『Like a Rolling Stone』

休日、外は雨がぽつぽつと。僕はベッドに転がりながらボブ・ディランを聴いている。
僕の人生も捨てたもんじゃないなと思います。
(山﨑 choice)

ARARE『ADVICE』

誰がよんだかレベルミュージック。
歌詞にあるように国境や人種をこえて世界に鳴り響いてほしいと思ってます。
(山﨑 choice)

くるり『ハイウェイ』

僕が旅に出る理由も大体100コぐらいあります。
くるりのライブを観たいんですけど、気付いたときにはSOLD OUTしています。次こそは。
(山﨑 choice)