あの疾走感をディープに感じて。アジカン『リライト(2016ver.)』MVを公開
初期アジカンを語る上ではずせないキーワードといえる「疾走感」や「焦燥感」が凝縮されたこの楽曲。2004年版のミュージックビデオは、大量のスピーカーを背に、そうした感情を一心不乱に「大音量」でかき鳴らす様が印象的な作品となっている。変わらずエモーショナルな楽曲でありながら、さらに深みを増した2016年版では、バンドそのものと、この『リライト』という曲が広くユーザーに浸透した現状をふまえ、スピーカーの壁から人の壁に変更。歌い叫ぶ人々の力も加えて「大音量」を表現した作品へと進化し、よりディープになった間奏の浮遊ゾーンは、宙づりから水中へ潜る演出となっている。
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