伝統的な技法を用いた大型作品や、初の試みとなる立体作品を展示!
「NUTS ART WORKS」を率いる「比内直人(ひないなおと)」は、子供の頃からアメリカンヴィンテージカルチャーに惹かれ、独学で技術を磨き手描き看板屋として1996年より活動を開始。
制作工程をすべて手作業で行うというクラフトマンシップに則った彼のスタイルは東京・原宿文化を中心に各業界より大きな信頼を置かれ、これまでに「SUPREME(シュプリーム)」や「NEIGHBORHOOD(ネイバーフッド)」、「Ralph Lauren(ラルフローレン」、ユニクロなど名だたるブランドのショップサイン、グラフィックを手掛けてきている。
彼の多様且つ正確な技法知識と高い技術に、作家自身の独創性を融合させることにより完成する作品は、国境を越えた伝統と革新を感じることができ、時代に流されることのない確かな技術で進化し続ける作品と、アートの域を超えた職人のものづくり精神を感じさせるストイックな姿勢が、東京のストリートカルチャーを築いてきた人々や多くのファンを魅了し続けて止まない。
全て新作で構成された本展は、「WORKS SPEAKS ELOQUENTLY THAN LIPS!!!( 私の作品は私以上に雄弁に私を語る。」というタイトルの通り、作家自身の持つ理念、哲学がこれまで以上に力強く込められた味わい深い世界観を体感することができる内容となっており、中でも大きな見所のひとつは、「チッピング」を取り入れた重厚な大型平面作品群。
チッピングとは、ガラスをランダムに割ることでパターンをつくるグラスサインの手法の一種。
1800年代中期から見られ、現代まで受け継がれてきた。彼がサインペイントの可能性を模索するなかで惹かれたというこの伝統技法を、試行錯誤のすえ、自身のスタイルへ落とし込むことに成功している。
現代では数少ない手描きのサインペインターとして、そしてアーティストとして、創造の可能性を追求し続ける「NUTS ART WORKS」による唯一無二の空間となっている為、この機会に是非本展をご体感いただきたい。
■展覧会情報
NUTS ART WORKS /Naoto Hinai EXHIBITION
“WORKS SPEAKS ELOQUENTLY THAN LIPS!!!”
会期: 2022 年2月 11 日(金)~ 2 月 27 日(日)
場所: SAI
住所:
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前 6-20-10
RAYARD MIYASHITA PARK South 3F
時間:11:00 20:00 (無休)
電話:03-6712-5706
■アーティストプロフィール
NUTS ART WORKS
Naoto Hinai
1996年にサインペインターとして経歴をスタートし、東京を中心に 数多くショップサインやブランドのグラフィックを手掛けてきた手描き看板屋。
作品集の販売や国内外での個展など精力的に活動している。
そのほか、初の試みとなる立体作品も展示。本展に合わせつくられたシルクスクリーンポスターやポストカードなどの販売も行う予定の為、ギフトやインテリアにももってこいの作品群を覗きに行ってみてはいかがだろうか。
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