鈴木愛理のソロ活動に注目したい! ℃-ute卒業後もマルチに活躍中
ハロプロNo.1のパフォーマンス力を持つと評価され、2017年6月12日にさいたまスーパーアリーナで12年の活動に終止符を打った℃-ute。伝説的なアイドルグループでセンターエースを務めていた鈴木愛理がソロ活動をスタートさせました。ソロ歌手として歩む準備をしている鈴木愛理は、モデル、女優など、マルチに活躍中。℃-ute卒業後に始めたインスタも多くのフォロワーを集めて注目を浴びています。
そんな鈴木愛理の今後に注目したいということで、デビューから今までを振り返り、歌唱力や人間性、期待されるものなど、ソロ歌手として歩み始める彼女の魅力に迫ります。
アイドルが憧れるアイドル 鈴木愛理とは?
生年月日:1994年4月12日
血液型:B型
出身地:千葉県
ハロプロ在籍グループ:℃-ute、Buono!、あぁ!、ダイヤレディー、抹茶ーず(非公式)
鈴木愛理の芸能界入りは非常に早いです。2002年6月30日に”ハロー!プロジェクト・キッズ オーディション”に8歳で合格。BoAの『気持ちはつたわる』を小学2年生とは思えない歌唱力で熱唱し、スタジオにいた安倍なつみや矢口真里から絶賛されました。
その1年後に、田中れいな(モーニング娘。6期)、夏焼雅(ハロプロキッズ)と3人で、シャッフルユニット・あぁ!を結成。キャピキャピなアイドルソングではなく、バラードソングでメインボーカルとセンターを担当。これをキッカケにハロプロファンから鈴木愛理は歌がうまいと評価されるようになり、一目置かれる存在になりました。
出典:YouTube
その後、ハロプロキッズから選抜された”Berryz工房”の選考こそ漏れましたが、2005年6月11日には”℃-ute”を結成。インディーズ時代からメインボーカルを担当し、不動のセンターエースとして12年間、グループのフロントマンとして活躍。
そして、鈴木愛理の歌手人生を変えたといえる”Buono!”のメンバーに選抜。ハロプロ内のスペシャルユニットとしては異例の活動の長さを誇る伝説のユニットに変貌をとげ、さまざまな名曲やライブパフォーマンスを生み出しました。
℃-uteがハロプロのトップキャリアになってからは、ハロプロのディーヴァとして、後輩も憧れるスター的存在に成長。さらにハロプロ外でも、歌がうまい・ダンスがうまい・かわいいの3拍子で、”アイドルが憧れるアイドル”として伝説的な存在となり、アイドル界に確かな爪痕を残して℃-uteの活動を最後まで全うしました。
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現在は、女性ファッション誌『Ray』専属モデルとして活動し、スタイルブック『あいりまにあ』(主婦の友社)の売上も好調。さらにNHKドラマ「植木等とのぼせもん」に出演し、女優としても活躍中です。ソロ歌手を第一に考えていますが、マルチな芸能活動をスタートさせました。
℃-uteの鈴木愛理は、ハロプロNo.1アイドルとして君臨
上述してきた通り鈴木愛理は℃-uteのセンターエースです。ハロプロはエース、センター、センターエース、エーダー(エースとリーダー)というポジションがあり、歴代のグループそれぞれに該当するメンバーがいました。その歴代を見ても鈴木愛理はダントツの歌割り量とセンター率を誇っています。昔のモーニング娘。に例えるならば、後藤真希が加入する前の安倍なつみくらいのポジションでした。
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アルバムやカップリングでソロ曲をもらうこともあり、もちろん人気もNo.1。天才と呼ばれた歌唱力を常に磨き続け、ここ数年のハロプロではトップに君臨するうまさでした。
℃-uteはダンスがうまいという武器も持っているグループでしたが、彼女は初期の頃からダンスでもグループを引っ張る存在です。矢島舞美や中島早貴といったダンスを得意とするメンバーがいますが、筆者的には鈴木愛理のダンススキルを非常に評価しています。
その理由は、激しい振付が多くリズムが早くなりがちな℃-uteにおいて、鈴木愛理だけ遅取りのリズムを取ることができているからです。これはアフタービートと呼ばれるもので、黒人のダンスリズムに近いものです。ダンサーは早取りよりアフタービートが取れる方が評価されるので、鈴木愛理のダンススキルは非常に高いと思います。
そんな優れたパフォーマンス力を持っていますが、鈴木愛理はグループのバランスを大切にしていました。5人になった℃-uteは歌、ダンス、ビジュアルをそれぞれに得意なメンバーで分担をするようになります。自分がなんでも一人で頑張ってトップになるというより、ダンスはこのメンバーに任せる、歌もハモりを喜んでやるなど、グループ全体でパフォーマンスを見せられることを重視する、グループの鏡のようなセンターエースです。
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Buono! では末っ子キャラの鈴木愛理
ハロプロキッズで同期だった Berryz工房の夏焼雅と嗣永桃子の3人で結成したBuono!。アニメ「しゅごキャラ」のタイアップソングを歌うための選抜ユニットでしたが、途中放置された期間があったとはいえ、約10年間活動を続けて、横浜アリーナでラストライブを敢行するまでのユニットになりました。
選抜ユニットだったので、℃-uteで不動のセンターエースだった鈴木愛理も簡単にはセンターになれません。初めてセンターを担当したのはシングルの8枚目からという強豪ユニットでした。
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期間限定を予定していたユニットでしたが、13枚のシングル、8枚のアルバム(ミニアルバム含む)、ライブツアーの定期開催など過去に例のない活躍を見せたユニットで、当時低迷期を迎えていたハロプロ内で、ピザーラのCMを獲得するなど救世主的な活躍を見せます。
もちろんパフォーマンスも神がかっているのですが、鈴木愛理に注目するのであれば、℃-uteでは見られない末っ子感が魅力です。℃-uteではエースとしての自覚、年齢も真ん中なのでマイペースではありますが緊張感を持っている印象でした。ですが、Buono! は固定センターもなく、年齢も最年少だったので、気の緩んだ鈴木愛理を見ることができます。
鈴木愛理の末っ子感が見れるのはBuono!だけなので、ぜひBuono!関連の映像も見て欲しいです。
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ソロでも大活躍の鈴木愛理
現在マルチなソロ活動をしていますが、ハロプロ在籍時も、他のメンバーより多くソロ活動をしていました。
もっとも大きいソロ仕事は、日本の呉服専門店・鈴乃屋のCMではないでしょうか。いくらハロプロが再評価され始めたとはいえ、グループに所属するメンバーがソロでCMを獲得するのは異例の出来事でした。この時期はバラエティ番組で道重さゆみ(モーニング娘。OG)、嗣永桃子(Berryz工房)、岡井千聖(℃-ute)が順々に知名度をあげていきましたが、鈴木愛理は違う方向で知名度を上げていったのです。
℃-uteを卒業してからは、モデルや女優の仕事を精力的に行っています。その中で話題を呼んでいるのが、フォトエッセイ「あいりまにあ」です。これまでに3冊のフォトエッセイを出しているのですが、どれも好評で「あいりまにあ」に至っては重版されるほどの高い反響を得ました。ファンを中心に、フォトジェニックなショットや鈴木愛理のパーソナルが分かるエッセイが人気ですが、鈴木愛理の美容法を真似したい!という女性からの支持も多いようです。
あいりまにあ!大好きな鈴木愛理ちゃんの本!美容系の事がたくさん載ってて参考になる♪ https://t.co/PvfC2OKBAZ #ドットライナー #小さな幸せ
— りん (@mamoky63) 2017年9月10日
宣言していた”ソロ歌手”の活動が本格始動する前から、自身の可能性を伸ばすソロ活動を行っている鈴木愛理。実は父親がプロゴルファーの鈴木享ということもあり、ゴルフ一家で育ったという背景を持っています。弟よりゴルフの腕は落ちるようですが、全くできないわけではないので、今後ゴルフ関係の仕事も舞い込んでくるかもしれません。今後の幅広いソロ活動が予想されます。
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