耳に残って離れない!ZOMBIE-CHANGの音楽とは?
個性的なファッションと金髪、弾ける笑顔がトレードマークのミュージシャン、ヤン・メイリン。
彼女が手がけるソロ・プロジェクト〈ZOMBIE-CHANG(ゾンビーチャング)〉の勢いが止まりません。
ZOMBIE-CHANGはポップで心地いいテンポとローファイなサウンドが特徴的。
明るいリズムとそっけないほど飾らない歌声なのに、その世界観にはどこか切なさが漂います。
油断して聴いていると、気づいた時には耳から離れなくなってしまう中毒性。ZOMBIE-CHANGの不思議な魅力をご紹介します!
23歳のニューウェーブ・メイリンのプロジェクト
〈ZOMBIE-CHANG(ゾンビーチャング)〉は女性ミュージシャン、ヤン・メイリンによるソロ・プロジェクト。
作詞作曲からボーカル、トラック制作、パフォーマンスまで、全てをメイリン1人で行っています。
“ポップ”という言葉だけでは足りない、不思議なテンポと歌声。
脱力しているようでいて繊細、とがっているようでいて素直。
そんなとらえどころのないスタイルなのに、はっきりと確立された独自の世界観。
一度聞いたらクセになること間違いなしの中毒性、それがZOMBIE-CHANGの音楽です。
2016年4月に発売されたDJ・プロデューサー、YOSAのセカンドアルバム『Orion』の『夜明け前 feat. ZOMBIE-CHANG & SALU』ではラップを披露。
さらに10月には秋田県での野外ライブイベントに参加。
そして2017年1月には1年ぶりのアルバム『GANG!』をリリースと、ノンストップな活躍を見せています。
作曲の方法はDTM(電子音による音楽)で、DAW(その制作ツール)はLOGICを使用。
音楽コンセプトとして「水と油」「塩と砂糖」のような、真反対のものを合わせるイメージを意識しているそう。
ヤン・メイリンってどんな女の子?
ヤン・メイリンは神奈川県横浜市出身、1994年生まれの23歳。
端正なルックスと独自のファッションセンスからモデルとしても活躍しています。
幼い頃から歌が好きで、中学生になると銀杏BOYZやザ50回転ズといった、アングラな音楽にハマっていきます。
高校生になる頃からギターを始め、バンド結成・解散を経験した後、ソロとして本格的に音楽活動を開始します。
アコースティックギター1本で歌うスタイルで、ミュージシャンとしての名前は『ゾンビちゃん』。
シンプルなサウンドに感情を込めた歌声という、〈ZOMBIE-CHANG(ゾンビーチャング)〉とは真逆な音楽スタイルながら、一度聴くと耳に残ってしまう不思議な魅力は当時から。
音楽ファンの間で早くから注目を集め、2013年9月には1stミニアルバム『あたしはなんですか』をリリースしました。
そんな中「なんかおもしろくない」と感じるようになったという彼女。そこで新たに始めたのが、現在のZOMBIE-CHANGの音楽だったのです。
『ギターは絶対使わない』というルールで(今の打ち込み系の音楽を)始めました。
(J-WAVE NEWS)
止まらない活躍から目が離せない!
本格的な音楽活動をスタートするにあたり、高校を中退したメイリン。あるインタビューで当時をこう振り返っています。
なにを言われても『うるせー!』っていう感じで、反骨精神の塊でした。そこから音楽をやるんだっていう気持ちが湧いてきて、ギターを持って歌いはじめたのがすべてのはじまりです。
(SILLY)
ギターを電子音に持ち替え、〈ZOMBIE-CHANG(ゾンビーチャング)〉として新たなステージに進んだ彼女。また、最近ではファッションアイコンとして数々の雑誌に登場。キャッチーなスタイルと抜群のセンスで人気です。
今後は一体どんな姿を見せてくれるのか、目が離せません!
SHARE
Written by