友達みたいに親しみのあるシンガーソングライター有華。毎年、着実にファンを増やし続けている彼女の魅力とは
答えはとっても簡単。彼女の曲を聴くだけです。親しみやすさ120%のキャラクター性とクリアで伸びのある歌声、そこに合わせて歌われる、不意を突かれるように胸に響く歌詞。有華は、ただの「等身大」の歌手ではありません。それはまるで、時に冷静に時に感情的に諭してくれる本物の親友のよう。
友達と集まって飲みに出かけ、何気ない恋愛トークで盛り上がっている時のことをちょっと思い出してみてください。相手の愚痴でその場が進んでいって、聞き役にしろ話し役にしろ、たまった日々の鬱憤を吐きだす時間になることもしばしばありませんか?
「彼が全然話を聞いてくれない」「休みなのに一緒に出かけてくれない」「いつになったら変わるんだろう」・・・
ひととおりの愚痴が終わって何杯目かのグラスが空くまで、目の前で頬杖をつきながら「うんうん」と静かに聞いてくれる友達ー。大阪出身、24歳のシンガーソングライター有華(ゆか)と彼女が作りだす楽曲は、まさにそんな感覚に近い親しみを持っています。さわやかで朗らかなメロディに乗せた、伸びのあるクリアな歌声。歌詞にも日常生活に散りばめられた何気ない気持ちが詰まっていて、とても身近に感じます。
親しみやすさ120%、まるで親友みたいな有華から溢れる心の距離の近さ
ちなみに、有華が幼少期から声楽スクールで培ってきた歌唱力は、大阪近辺にお住まいならラジオで毎週楽しむことができるんです。というのも、毎週火曜日〜金曜日の夜帯に放送されているABCラジオの「下埜正太のショータイムレディオ」で、金曜日の放送のアシスタントとして、2019年の1月から彼女はレギュラー出演しているんですよ。
この番組では毎回、彼女がカバー曲やオリジナルソングを披露する時間があるのだそう(残念なことに、筆者は東京在住なので聞くことができていませんが…!)。ただ、ラジオが聴けなくとも、有華のInstagramでは彼女のカバー演奏などが日々アップされており、彼女の歌う様子を見たい・聞きたいときにいつでもアクセスすることができます。
こういった投稿の数々は、ソーシャルメディアなのにまるでストリートライブの路上演奏を堪能しているかような充実感を味わうことができます。さらに、歌う彼女の背後には大量のディズニーグッズが…! 『塔の上のラプンツェル』から『くまのプーさん』、『アナと雪の女王』などなど、彼女のディズニーファンな部分もまた「ディズニーファンの親友のあの子」像と重なるところがあって、さらに親しみやすさを感じさせてくれます。
もちろんYouTubeやSpotifyなどの配信でも、彼女の透き通るような歌声を惜しみなく楽しむことができますよ。休日、ちょっと遅くまで寝過ごした日の一番はじめに聞いたりすると、すっきり爽やかに目覚められて最高です。
ここまで有華の親しみやすさをたくさん紹介してきましたが、実は彼女自身の楽曲は、愚痴を聞きながら本当にただ頷いているだけの「都合の良い聞き友達」ではありません。「すっごく馴染むなあ」なんて安心しきった状態で彼女のオリジナルソングを聞いていると、次の瞬間、冷静かつ的確なツッコミにチクリと胸を刺されるんです。明るく、前向きな第一印象のメロディや彼女の親しみやすいキャラクター性があるからこそ、急に不意をつかれたような気持ちになります。それがこの曲、「あなたもね」。
君がいつもワガママなんだ
僕は何にも悪くない
そろそろうんざりしてるから
早くなおしてよ
いつになったら変わるの?そんなこと言う前に
鏡で自分を見つめて
どんな顔 姿が
映っていますか?
何か人に求めるなら
自分も変わろう
彼女のクリアな声で、淡々とこの言葉が耳に流れてきた時、良い意味で、本当にちょっとショックを受けました。等身大の、とか、親しみある女性シンガーというと、ほんわかしたイメージや明るくてまっすぐ…という印象を受けがちですが、この歌詞はかなりリアルに「愚痴の裏側で棚に上げた自分」という現実を突きつけてくるんです。自分の先入観もさることながら、親しみやすさ120%の有華がこの歌詞を爽やかなメロディにのせて歌っていることにも、目が覚めるような意外性を感じました。
記事冒頭の、飲み会での愚痴を聞いてくれる親友とのシーンを思い出してみてください。さっきまで笑顔で一緒にグラスを開けてくれていた親友から、「で、そういうあなたはどうなの?」とカウンターパンチのような一言を笑顔のまま食らったような、そんな気持ちになったのです。彼女の歌詞は、親友にしか出せない謎の説得力や、身近な存在だからこそ素直に身に沁みてしまう冷水のようでした。
急に、酔いが覚めて罪悪感と感謝が入り混じったような気分になり、ちょっと冷静になって「大丈夫だった?言いすぎてた?ごめん」と顔をうかがってみると、「ううん、いいんだよ」と結局なだめてくれる。その瞬間、あぁ、親友でいてくれてありがとう!とじんわり心が熱くなる…有華のキャラクター性や楽曲含め、彼女から溢れる親しみやすさは、まるで本当に頼りになる親友のように惜しみありません。
そんな有華ですが、2017年には初のワンマンライブを東京、名古屋、大阪、福岡で開催し、チケットは完売。2018年にはさらに大きな全国ツアーを初めて敢行し、全国9会場でチケットはソールドアウト。さらに、3回目となる今年のツアーは7〜9月にかけて、全国12会場へと進化しています。彼女の親友みたいな存在感に惹かれるファンたち、着実に広まっていますよ。
有華ワンマンライブツアー2019
「このサプリは、あなたの症状にあわせたものです。」
【沖縄】桜坂セントラル
2019年7月27日(土)OPEN 18:30 / START 19:00
【京都】someno kyoto
2019年8月10日(土)OPEN 18:00 / START 18:30
【石川】金沢AZ
2019年8月18日(日)OPEN 17:00 / START 17:30
【北海道】KRAPS HALL
2019年8月23日(金)OPEN 18:30 / START 19:00
【宮城】仙台ルフラン
2019年8月25日(日)OPEN 14:00 / START 14:30
【広島】Live Juke
2019年8月31日(土)OPEN 18:00 / START 18:30
【香川】高松DIME
2019年9月1日(日)OPEN 14:00 / START 14:30
【福岡】INSA
2019年9月7日(土)OPEN 18:00 / START 18:30
【熊本】CIB
2019年9月8日(日)OPEN 17:00 / START 17:30
【愛知】名古屋SPADE BOX
2019年9月15日(日)OPEN 17:00 / START 17:30
※バンドセット公演
【東京】WWW X
2019年9月20日(金)OPEN 18:30 / START 19:15
※バンドセット公演
【大阪】梅田CLUB QUATTRO
2019年9月27日(金)OPEN 18:30 / START 19:15
SHARE
Written by