NANIMONO (feat. 米津玄師)
映画「何者」の主題歌として書き下ろされた曲です。”就活”をテーマにした物語で、どこか冷めていてリアリティを感じるダンスチューンに仕上がっています。
作曲はエレクトロの名手・中田ヤスタカによるもので、米津玄師は作詞とボーカルを担当。歌詞は階段の踊り場からインスピレーションを受けており、登るでも降りるでもない“何者でもない”瞬間が描かれています。カットアップされているサビからは”何者でもない”ニュアンスが伝わってきますね。
Lemon
ドラマ「アンナチュラル」の主題歌。ドラマに曲を提供したのはこれがキャリア初でした。
肌の色、髪の色、年齢もバラバラの人たちが一堂に会するMVから、死は平等に訪れてしまうことを思い知らされます。
誰もが経験するであろう最もポピュラーな悲しみを無理やり明るく気持ちに変換するのではなく、悲しみを悲しみのままで、ポップスに昇華しているところに深い愛情を痛感します。
情景が脳裏に浮かぶ極めて写真的な歌詞は多くの人の心を掴みました。
感電
狂気とユーモラスが一体となった臨場感溢れるMVは惜しまれつつ閉園したとしまえんで撮影されました。米津玄師はこの作品を以ってYouTubeのチャンネル登録者数が500万人を突破。日本アーティスト史上初の快挙を達成しました。
歌詞は2話分の脚本を読んで書かれており、綾野剛演じる伊吹と星野源演じる志摩の姿が脳裏に浮かび、ドラマ「MIU404」を思い出させてくれます。ちなみに仮タイトルは「いぬのおまわりさん」だったそう。
残念ながらここで紹介しきれなかった「LOSER」や「馬と鹿」など数えきれないほど名曲があり、なにから聴けば良いのか混乱しそうになります。今回の10選をサブスクやCDを選ぶ時の参考にしてみてはいかがでしょうか。
これからも代表曲を更新していくであろう米津玄師の活躍に目が離せません。
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