アイネクライネ
「アイネクライネ」とはドイツ語で”平凡な少女”を意味する言葉。こちらのMVは米津玄師によって描かれたイラストを使用しています。2014年に開催された「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2014」の「ミュージックショート部門」にノミネートされたことでも話題になりました。
またこの曲は東京メトロ2014年度広告キャンペーンのタイアップにも抜擢されています。米津玄師にとってタイアップがついたのはこれがキャリア初となりました。
アンビリーバーズ
MIZUNOのスニーカー「WAVE ENIGMA 5」のCMソングに起用された曲。
この曲がオープニングとして収録されているアルバム「Bremen」は”今いる場所に疲れてしまった動物たちがそこから逃げ出し、ブレーメンを目指し旅をする”童話「ブレーメンの音楽隊」からインスピレーションを得ています。アグレッシブで疾走感があるビートや懐の深いドラミングからは希望を感じ、タイトルからは想像も出来ないほどの力強さがありますね。
メトロノーム
こちらのMVも米津玄師によるイラストで展開されています。恋人同士のすれ違いをズレていくメトロノームに例えて作られた曲で、非常に切なく誠実でいて、優しさが詰まっていて思わず感極まってしまいます。アルバム「Bremen」は曲同士が相反するように構成されており、この曲の真逆にあたるのは「Blue Jasmine」だそうです。
春雷
「星野源のオールナイトニッポン」にゲストとして出演した際に、星野源が好きな曲として挙げたもの。カッコよく洒脱で儚いメロディもさることながら、日本語の美しさを感じる繊細な歌詞にも恍惚とします。カラフルでサイケデリックなMVは外国のお菓子を彷彿とさせ、どこかロマンティックなムードを感じます。様々な手法で表現された恋の眩しさにうっとりしますね。
灰色と青
制作するにあたり、コラボ相手は菅田将暉以外考えられなかったと公言している曲。お互いの共通点はいくつかあったそうですが、1番大きかったのは北野武の「キッズ・リターン」でした。幼少時代を共にした友人同士が、大人になってすれ違う日々の中、離れていても奇跡的に重なる瞬間を描いています。
菅田将暉の声が瑞々しく、米津玄師の奥行きある声と好相性。哀愁と青春性という真逆の共存が非常に美しく目頭が熱くなります。
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