現代のシティーポップを体現した、5人組のギターロックバンド「YAJICO GIRL」。その独特なメロディーセンスはまさに圧巻で、一度聴いたら病みつきになる。その独特のメロディラインとストレートな歌詞、そして醸し出る疾走感は青春ロックそのものである。今回は、そんな「YAJICO GIRL」の魅力に迫る。
5人組のギターロックバンド「YAJICO GIRL」、その魅力とは?
5人組ギターロックバンド「YAJICO GIRL」。その独特なメロディーセンスはまさに圧巻。2012年4月、大阪は千里高校にて同級生により、前身である「音音音(ネオンサウンド)」を結成。その後は大学受験を決意したメンバー達の以降によってバンド活動を休止していたが、翌2015年に関大前THホールにて復活ライブを行い、この日から現在のバンドである「YAJICO GIRL」とバンド名を改めて、再始動が開始した。それど同時期には、TOKYO FMから全国38局ネットで放送される、タワーレコード、ドコモ、レコチョクが運営する、インディーズバンドや新人アーティストなど、10代のアーティストたちに向けたまさに「未確認の才能」が終結する、未確認フェスティバルの、第一次審査を通過するまでの実力に。その際に発表した曲が、彼らの代表曲でもある「スーパードライ」。
どこか懐かしいサウンド。
疾走感あるメロディーラインと、どこか懐かしいサウンドと、特徴的だけれど耳に心地よいヴォーカルが印象的な、何歳でも楽しめるまさに青春ロック。翌年2016年、関西最大級のライブハウスプロデュースによる10代の才能発掘プロジェクトである「十代白書」にて、なんとグランプリを獲得! これによりインディーズCDデビューと、KANSAILOVERS2016に出演が決定した。KANSAILOVERSとは、関西にゆかりのあるアーティストが一堂に集結するフェスイベントで、なんと今年2016年で9回目の人気イベントである。今年は9月17日(土)に開催が決定しており、場所は大阪の中心地でもある「大阪城音楽堂」。出演アーティストは「UNCHAIN」「感覚ピエロ」など、その土地にゆかりのあるメンバーとなっている。
同級生メンバーならではの、リラックス感。
「十代白書」グランプリ大会で演奏された「いえろう」は、爽やかなギターサウンドと、思わず走り出したくなるような衝動を表現した、どことなくシティーポップを感じさせるラブソングに仕上がっている。ところどころに効かせた、技ありアレンジも音楽好きにはたまらないポイントといえそう。そして、メンバー全員が同級生同士ということも影響しているのか、ミュージックビデオで見せる、メンバー同士のリラックスしたムードも良い。耳に残るメロディーが、つい口ずさんでしまうような親しみのあるバンドである。これからの成長がとても楽しみな「YAJICO GIRL」、なんと現在販売されているCDは自主制作の一枚のみ。破格の価格で手に入るので、今のうちに押さえておこう。
SHARE
Written by