メンバー2人の卒業で5人体制となったアップアップガールズ(仮)。アプガの新曲に込められた想いを読み解く
ハロプロエッグ出身メンバーで結成されたアップアップガールズ(仮)(以下略:アプガ)が11月28日に新曲『『上々ド根性 / Be a Girl』』をリリース。9月15日に仙石みなみと佐藤綾乃がグループを卒業し、5人体制初となるシングルです。
新体制になっても、勢いと熱量が留まることを知らないアプガの新曲から『上々ド根性』をレビューしつつ、5人が新たに打ち出すものを考察していきます。
アップアップガールズ(仮)とは?
ハロプロエッグ出身のメンバーで構成された5人グループで、メンバーは古川小夏、森咲樹、佐保明梨、関根梓、新井愛瞳。
アスリート系アイドルグループと呼ばれ、ホノルル駅伝への参加や富士山山頂ライブ、陸の孤島ライブなどを経て、2016年にインディーズアイドル初の日本武道館単独公演を開催。どんな時、どんな場所でも熱いライブを繰り広げるLIVEアスリート集団として活躍中。代表曲は『アッパーカット!』です。
出典:YouTube
今年8月には4枚目のアルバム『4th アルバム(仮)』を発売。9月にグループ初のメンバーの卒業を経て5人体制となりました。11月5日からは新体制初の単独ライブハウスツアー 『KA-Re:START』をShibuya CLUB QUATTROを皮切りに、大阪・名古屋にて開催。グループ2回目の日本武道館公演開催を目指し日々邁進中です。
『上々ド根性』
出典:YouTube
作詞:児玉雨子
Rap詞:マチーデフ
作曲:michitomo
編曲:かずぼーい/michitomo
歌割:新井、佐保、関根多め
ポジション:新井、森、古川センター多め
新体制の新曲センターは最年少の新井愛瞳
『上々ド根性』のセンターは新井愛瞳です。昨年からアー写や撮影などでセンターポジションにいることが多かったのですが、パフォーマンスでは他のメンバーがセンターでした。
今作のパフォーマンス構成は、歌割りが佐保と関根、振付のセンター位置が森と古川が多めという形になっていますが、新井はその両方を行き来する重要なポジションに。さらに、歌い出しとラストサビでソロパートを歌唱するという完全なるセンターポジションを担当しています。
やはりアプガはやってくれた! 今度はスズメバチ退治
アプガといえば、今までに富士山頂でのライブや、陸上自衛隊教練体験など、これまで破天荒なプロモーション活動を多く行なってきました。5人体制では何を仕掛けてくるのか注目が集まっていましたが、今作のMVで“スズメバチ駆除”に挑戦。
完全武装とはいえ、命の危険もあるスズメバチ相手に果敢に立ち向かいました。アプガの体当たりプロモーションは健在です!
さらにタイトルの「ド根性」にかけて、メンバーも個人で体を張った企画に挑戦!
新井愛瞳:超強力ゴムパッチンを顔面で受ける
森咲樹:タバスコ大量投入の激辛カツカレーを食べる
佐保明梨:大量の氷水を何度も浴びる(3杯目はイカ入り)
古川小夏:ザリガニに襲われる
関根梓:りんごを落とさないように空気椅子(お尻の下にはサボテン設置)
メンバーのド根性姿も必見です!
メンバーから明かされた、撮影裏話
今作の目玉ともいえるMVでのド根性チャレンジですが、撮影の裏側ではおもしろいことが起きていたようです。
その内容が”SHOWROOM”の「戦場(仮) 」で放送されました。コアなアプガファンはチェック済みだと思いますが、知らない方のために紹介します。
新井愛瞳
ゴムパッチンはリハーサルを合わせて10回以上。ゴムを引っ張ったのはメンバーの佐保明梨。
佐保が「愛瞳はずっと笑顔で待機してて偉いと思った」と言うと、新井は「台本にそう書いてあったからね!」とツッコミを入れ、アプガのツッコミと天然ペアが生み出す笑いが生まれていました。
森咲樹
元々、辛さに強くないようですがが台本に色っぽく食べてと書いてあったので、必死に激辛カレーを口へ。唇が赤いのはリップではなく辛さで真っ赤になったようです。
翌日はカレーで胃もたれに。
佐保明梨
スタッフから「本番はお湯だから」と言われていたのに、実際はキンキンに冷えた氷水を3回もかぶることに。
そのうちの1回は大量のイカが入った氷水で、佐保自身はすごく嬉しかったようですが、メンバーは「なんでイカ?」と思っていたようです。
イカの匂いが強烈だったようで、中々匂いが取れなかったとか。
古川小夏
ザリガニも怖いけど、佐保がザリガニを持っていたことが怖かったと話していました。
ザリガニは挟まれると想像以上に危ないらしく、挟まない程度に近づける予定でしたが、心配していた通り、佐保の持っていたザリガニが古川の髪の毛を挟んでしまい、2人ともガチでヤバイというリアクションになったようです。
関根梓
本当は1分だけのはずが、中々苦しそうな顔にならなかったため、数分間空気椅子をやることに。その結果、お尻にサボテンのトゲが刺さってしまい、痛い目にあってしまったようです。特筆すべきは、トゲが刺さったまま帰宅していったという関根の後日談でしょう。
アップアップガールズ(仮)
アプガ全員で挑んだスズメバチ駆除。
こちらの写真をご覧ください。
真ん中で駆除したスズメバチの巣を高々と掲げているのは森咲樹です。達成感に満ちた顔が防護服の下からも伝わってきます。
しかし、このシーンをみたメンバーから「なんで何もしてないのに、最後に持ち上げてんの!?」と暴露&大バッシング。アプガのこういったなんでも言い合える関係も魅力のひとつです。
出典:YouTube
個人の力を高めてグループに還元。新曲から見るアプガの今後
アプガはずっと7人で活動してきました。全員ハロプロエッグ出身でハロプロからデビューできなかったという悔しさを持ってましたから、その絆や反骨精神はどのアイドルグループよりも高かったと思います。
そんなグループから2名もメンバーが卒業すれば、もちろん待っているのは喪失感です。そこをどうやってカバーしていくのか? それはメンバー個々のパワーアップではないでしょうか。
昨年の日本武道館公演を終えた後、ミーティアではアプガのインタビューをさせて頂きましたが、その時にメンバーは「それぞれ自分の好きなものや得意なことを生かして個人の力や知名度をあげたい」と話していました。
個人で人気と実力をつけて、それをアプガに持って帰り、大きな力にしたいという話でしたが、5人で今後戦っていくために、有言実行する時期がきたのかもしれません。
今まで富士山頂ライブ、陸上自衛隊教練体験、ホノルル駅伝ライブ、陸の孤島ライブなど、7人で体を張った挑戦をド根性で乗り越えてきました。そんなアプガは今作のMVで体を張った個人企画に挑戦しています。
これは、上述したように5人の新体制は個人を強化していくというメッセージではないでしょうか。加えて、スズメバチを全員で駆除したのは、個人の活動は最終的にアプガの力になるようにしていくという繋がりにも見えます。
もうひとつのA面曲『Be a Girl』も”自分次第”や”ありのままで”という個を尊重するキーワードがあり、併せて”私たちはこれからも戦うよ”という思いも歌詞に込められているので、今作はアプガの今後の方針や目標が示唆された深い楽曲になっているのではないでしょうか。
出典:YouTube
11月5日には5人体制となり初のワンマンライブツアー「アップアップガールズ(仮)ライブハウスツアー KA-Re:START」を東京・渋谷クラブクアトロで開催し、12月2日大阪・12月3日名古屋とツアー開催を控え、新たな“変化と進化”を遂げるべく精力的に活動をしていくアプガことアップアップガールズ(仮)。
新曲『上々ド根性/Be a Girl』は絶賛リリース中です!
アップアップガールズ(仮)
『『上々ド根性/Be a Girl』』
2017/11/28リリース!!
詳細はこちらから
アップアップガールズ(仮)公式サイト:http://www.upupgirlskakkokari.com/
アップアップガールズ(仮)公式YouTubeはこちら
アップアップガールズ(仮)公式Twitter:https://twitter.com/uugirlsofficial
アップアップガールズ(仮)公式ブログ:http://ameblo.jp/juicejuice-official/
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