新たなコンセプト「neo tokyo」を掲げ突き進むアイドルグループuijin。
5月4日、恵比寿LIQUIDROOMで行われたワンマンライブで無事ソールドアウトを果たしたuijin。「neo tokyo」をコンセプトに東京を中心に活動している4人組アイドルグループです。デビュー後は数々の媒体に取り上げられるなど音楽性の高さは注目を集めていましたが、フジテレビで放送されたドラマ「貴族探偵」に出演を果たすなど、音楽外でも活躍していました。
6月4日にはDECO*27を迎えてニューシングル「アンリミッター」を発売、さらに過去最大規模のワンマンライブを渋谷TSUTAYA O-EASTで開催することも発表。数を重ねるごとに洗練され熱量を増しているライブパフォーマンスは圧巻の一言。この先控えているアイドルフェスへの出演も決まり、注目のアイドルです。アイドルながらメンバー自身が作詞を手掛けることも多く、メンバーの個性が直に楽曲に反映されている点でも異色といえるuijinとはどんなアイドルグループなのでしょうか。
uijinとは
2016年12月3日にデビューしたuijin。ありぃ、ひとちび、やよい、りんの4人組のアイドルグループとして活動しています。所属事務所は株式会社 sakebi。uijinというどこか荒々しさを感じさせる名前ですが、島根県津和野町の古橋酒造で作られている日本酒の初陣が元になっているとか。
グループのコンセプトに掲げている「neo tokyo」とは、様々なカルチャーが混ざり絡みあった現代の「tokyo」を体現するという思いが込められています。また、「neo tokyo」にはメンバーやお客さんが集まって楽しめる空間、ライブできる空間という意味もあるそう。
コンセプト通りメンバー全員地方出身と多様であることや衣装のデザインはメンバーが担当しており良い意味で統一感がないことなど、様々な文化が集まるまさに東京という街を表しているのが面白いです。
2016年にデビューしてから8枚のシングルと3枚のアルバムをリリースしているuijin。その楽曲の多くはメンバーが作詞を務めており、主にありぃとやよいを中心としてメンバーの個性が色濃く出ているのが特徴です。やはり、アイドルといえば作詞曲に関わる事項についてはノータッチが多い中で、自由に自分たちの言葉で表現することができるuijinだからこそ楽曲に込める思いは人一倍大きいものを感じます。
そんな中、ボカロPとしてシーンを席巻してきたDECO*27やLiSAへの楽曲提供でも知られているカヨコことシンガーソングライター/作詞作曲家の草野華余子らに作詞・作曲をお願いするなど有名なクリエイターらを迎え、グループとしての幅を広げています。
2019年5月4日のワンマンライブの勢いそのままに7月5日にはO-EASTでワンマンライブ「aim for the highest」の開催も予定され、一皮向けたuijinのパフォーマンスに注目が集まります。夏には「@JAM EXPO」や「TIF(TOKYO IDOL FESTIVAL)」といったアイドルフェスにも出演が決まり、昨年メインステージに立つことができず苦汁を飲んだリベンジを果たしにこの夏uijin旋風を巻き起こします。
uijinのメンバー
ありぃ
北海道出身のありぃは、金髪がトレードマークでライブではMCを務めるなど重要な立ち回りをすることもしばしば。uijinのメンバーの中で最も作詞に携わっており、「ignition」では草野華余子と共に作詞を担当。気になる年齢ですが公式ではメンバー全員明らかになっていません。
ひとちび
名前から推測できるように身長が143cmと小柄な印象を受ける福岡県出身のひとちび。料理が得意で「#ひとずキッチン」では手料理を披露している。「gold」で作詞を担当。
やよい
青色のインナーカラーが特徴の高知県出身のやよい。ありぃと同じく数多くの作詞を担当している。「all need」や「コトノハエモーション」、「001」等々。
りん
端正な顔立ちながらオタクという一面を見せる大分県出身のりん。ダンスが上手いことで定評があり、ライブでは欠かせない存在。Twitterでは東京・名古屋・大阪・大分の4県のお天気情報を発信している。「hello」で作詞を担当。
メンバーそれぞれが作詞を手掛けるuijinの楽曲を紹介!
「meltdown」
まずは、ありぃの作詞曲「meltdown」。こちらはアルバム「stay hungry,stay foooolish」に収録されているアップテンポな楽曲です。一時期アイドル界隈で流行したラウドなサウンドを取り入れつつもありぃの言葉選びのセンスからuijinらしい楽曲へ。ラウド系とも言われるuijinですが、その中で最もおすすめしたいラウドナンバーです。
「ten-age」
続いて、やよいが作詞を務めた楽曲「ten-age」。かなり毒っ気たっぷりのアグレッシブな楽曲でライブではかなり盛り上がります。激ロックのインタビューでやよいは「私の嫌いなタイプの女の子をいっぱい書きました(笑)」と語っているように、歌詞には具体的に嫌いなタイプが書かれていてなかなかな毒舌曲に。歌詞に登場する「ぶんしゃかむにゃむにゃぽったんぽったん」は悪口を集めて作られたものなのだそうですが、語感の良さから何の気なしに口ずさんでしまいたくなります。
「door」
こちらもやよいが作詞の楽曲「door」。TOWER RECORDSと@JAMによるレーベルMUSIC@NOTEから昨年9月にリリースされた同曲は、以前からライブでは高い評価を受けていた珍しいミディアムなナンバー。ピアノの旋律に乗せて歌われるセンチメンタルな歌詞はメンバーの思いをやよいが代弁しているかのように一体感となって表れる、uijinのアンセム的な楽曲です。
熱量が半端ない!オーディエンスとの一体感が魅力的なuijinのライブパフォーマンスに注目!
uijinのパフォーマンスが最大限活かされるのはライブです。観客を楽しませることと観客と一緒に楽しむことの両方が兼ね備えられたライブはuijinの魅力。会場でuijinと共に歌うシンガロングの一体感は言い表せない感動があります。その感動を味わいたい方はYouTubeにライブ映像がアップされているのでチェックしてみてください。もちろん、現場に足を運んでみるのもおすすめです。
現在は7月5日のワンマンライブ「aim for the highest」を控える中、対バンライブや大阪定期公演などライブ活動を積極的に行っています。大阪の定期公演は2月から6月まで毎月開催され、5月までの全てでチケットがソールドアウト。東京だけではなく、大阪での人気の高さを伺わせます。さらに6月20日にはやよい生誕祭「#マジカルぉゃょぃカーニバル」が開催。入場特典として「生誕曲(やよいソロver)」が付いていたり、生誕音源の発売もあったりと、盛り沢山の内容に。またuijinはライブに欠かせないグッズも黒を基調としたシックなデザインが展開。老若男女問わず着られるので、ライブの前にはぜひ物販へお立ち寄りを!
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