ザ・コインロッカーズとは？秋元康が手がける新しいガールズバンド

今度はガールズバンド？秋元康プロデュースの新プロジェクトザ・コインロッカーズ

これまでAKB48や乃木坂46、欅坂46など数々のアイドルグループを輩出し、ムーヴメントを巻き起こしてきた秋元康が2018年12月新たにプロジェクトをスタート。そのプロジェクトはこれまで手がけてきたアイドルではなくガールズバンドというものでした。その名もザ・コインロッカーズ。

総勢39名にもなるメンバーは楽器の経験がある人や一度も触れてこなかった人などが集まっており、今後バンドとしてどう成熟していくのかという意味でも注目のバンドです。しかしまだデビューしたばかりとあってバンドのコンセプトやメンバーの名前を知らない方も多いはず。そこで今回は6月19日に「憂鬱な空が好きなんだ」をリリースしたザ・コインロッカーズの魅力を徹底解説します。

ザ・コインロッカーズとは

ザ・コインロッカーズは秋元康とワーナーミュージック・ジャパンによって2018年12月23日に結成されたガールズバンド。このプロジェクトは各楽器に複数のメンバーが当てはめられ、曲のリリースごとにバンドメンバーが選抜される、これまで秋元康がアイドルで行ってきた選抜という制度をバンドに持ち込んだ新たな試みとなっています。バンド名のザ・コインロッカーズには「コインロッカーには、大切なものを預けたり、取り出したり、そして着替えたり、何かもうひとつの自分になれるキッカケになるもの── きっとそこには、彼女たちの夢が詰まっているのではないか」という秋元康の願いが込められています。

オーディションは「夢は弾いてかなえろ！」をキーワードに9月4日から始まった第1次審査から12月15日の最終審査まで行われました。バンドプロジェクトということで経験者のみの募集かと思われましたが、なんと未経験者でも応募が可能ということで経験の有無を問わず多数の応募が集まりました。応募したメンバーは動画配信サービス「SHOWROOM」で各々のアピールが行われ、熱戦が繰り広げられました。

その結果を受けて2018年12月22日にメンバーが決定。その翌日23日にオーディションを勝ち抜いたメンバー41名が発表されました（最終的に39人で活動）。結成間も無くして、2019年夏のデビューと、2019年12月23日Zepp Tokyoでのワンマンライブも合わせて発表され、ワンマンでのソールドアウトを目指して活動することとなりました。

2019年4月8日には初の冠番組「ロッカーに何、入れる?」が放送開始。2019年6月19日には「憂鬱な空が好きなんだ」がリリースされ、いきなりドラマ「俺のスカート、どこ行った?」の主題歌に抜擢されました。また、5月27日よりライブツアー「SHOWCASE　LIVE」と題して9月23日の渋谷TSUTAYA O-Crest公演まで150箇所のライブハウスを巡る大規模なツアーも始まっています。