さらに同年10月には「WBA世界ミドル級タイトルマッチ 村田諒太 vs アッサン・エンダム」において国歌独唱を、同年12月には映画「世界を変えなかった不確かな罪」において主題歌となる「SUMMERTIME」(原曲は音楽家ジョージ・ガーシュウィンによる作曲)の歌唱を担当。彼女を次代最有力シンガーと推す声は、日を増すごとに大きくなり、さまざまなシーンへと波及していきました。
また、2018年4月には、彼女の名前をより広く知らしめることになる出来事が。映画「恋は雨上がりのように」の主題歌「フロントメモリー(オリジナルは神聖かまってちゃんの人気曲)」に大抜擢されたのです。この楽曲で彼女は、音楽プロデューサーでベーシストの亀田誠治(ex.東京事変)とタッグを結成。
鈴木瑛美子×亀田誠治「フロントメモリー」映画「恋は雨上がりのように」主題歌
「鈴木瑛美子×亀田誠治」という名義で、同曲を爽やかに歌い上げました。人気漫画の映画化という話題性も相まって、映画は興行収入8億円のヒットを記録。合わせて鈴木瑛美子の名前も知れ渡る結果となりました。
2019年8月、満を持してメジャーデビュー
そのようにしてシンガーとしてのキャリアを着実に積み上げてきた彼女ですが、ついにエイベックスからメジャーデビューが決定します。2019年8月28日に発売となるメジャーデビューシングル「FLY MY WAY / Soul Full of Music」は、“ゴスペル女子高生”だった鈴木瑛美子が、“アーティスト”として羽ばたく契機となる作品。これまで歌唱を活動の中心としてきた彼女が、作詞作曲にも挑戦しています。
鈴木瑛美子 / FLY MY WAY
「FLY MY WAY」は、ゴスペルの影響を強く感じるナンバー。クワイア的なボーカルワークに続いて入るマーチングドラムが高揚感を煽ります。彼女によると、「家族や友達といったこれまで自分にかかわってくれた人に贈る曲」なのだそう。“私はなにも変わらない”というメッセージを込めた、とインタビューで語っています。
ゴスペル甲子園後、置かれる環境を劇的に変化させてきた彼女。「支えてくれる人がいたからこそ、いまの自分がある」そんな面と向かっては言葉にしがたいメッセージを、デビュー曲という特別な楽曲に込めたのかもしれません。そのようなエピソードを踏まえると、ルーツであるゴスペルをアレンジコンセプトとして採用したことにも頷ける気がします。メロディライン、英語の発音、自然と出てしまう身振り手振り。この曲を歌う彼女からは、洋楽に慣れ親しんできた彼女の音楽的背景も感じることができるでしょう。
一方、「Soul Full of Music」は、ビッグバンドジャズを感じさせるような楽曲。クインシー・ジョーンズ的なフレーバーが曲中に漂います。やや広いメッセージ性を持った「FLY MY WAY」に対し、こちらは自身の内面にも迫るパーソナルな歌詞が特徴。「少女だけど少女じゃない」「大人の女性にはなり切れない」そんな20歳、等身大の彼女を感じられるナンバーと言えるでしょう。まさに子どもと大人の境目に立つ、いまの彼女にしか書くことのできない楽曲なのではないでしょうか。女性によるコーラスワークまで含め、セクシーでアダルトな雰囲気をまとった楽曲へと仕上がっています。
稀代の女性シンガー・鈴木瑛美子は、新時代を代表するポップアイコンとなれるか。これからの活躍に期待!
華々しい実績を引っさげ、満を持してデビューへと至った鈴木瑛美子。天賦の才とも謳われるその歌唱力には、これまで以上に注目が集まっていくでしょう。もちろん注目に比例して、大きな期待も寄せられることになります。鈴木瑛美子は新時代を代表するポップアイコンとなれるのか。そのサクセスストーリーは、いまはじまったところです。
鈴木瑛美子
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FLY MY WAY / Soul Full of Music
2019.08.28 発売
【CD+DVD】
AVCD-94558/B ¥1,667(税抜)
初回封入:スペシャルライブ応募シリアルナンバー
[ CD ]
M1「FLY MY WAY」
M2「Soul Full of Music」
[ DVD ]
「FLY MY WAY」Music Video
「Soul Full of Music」Music Video 他収録予定
【CD】
AVCD-94559 ¥926(税抜)
初回封入:スペシャルライブ応募シリアルナンバー
[ CD ]
M1「FLY MY WAY」
M2「Soul Full of Music」
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