Long for You
2002年発売、アルバム「Save Our Souls」収録。
濃い楽曲が続いたので、箸休め的な聴きやすいバラードナンバーを。この楽曲、「Long for You」では作詞に古内東子を迎えました。彼女らしい繊細な世界観で紡がれる歌詞に注目して聴いてほしい1曲です。Skoop On Somebodyの長い活動の歴史の中でも、指折りの名バラードです。
KO-HEY’s Interlude〜Running of S.O.S.〜
2002年発売、アルバム「Save Our Souls」収録。
こちらは「Save Our Souls」に収録されたKO-HEY作のイントロダクション。先に紹介した「Long for You」がトラック7、こちらがトラック8となっていて、アルバムを通して聴けば一続きで聴けます。「本来アルバムは通して楽しむべき」と持論を掲げるぼくにとっては、この流れがたまりません。
wanna,wanna,wanna
2003年発売、シングル「Sing a Song」収録。
Skoop On Somebodyとなって11枚目のシングル「Sing a Song」のカップリング曲。彼らが生み出すグルーヴとエロさに酔いしれる1曲です。彼らの魅力はシングルのカップリングを聴いてこそ。
Brown Eyed Soul feat.JIN
2008年発売、アルバム「STAY or SHINE」収録。
Skoop On Somebody×JINの組み合わせには、外れの曲がありません。ボズスキャッグス、ボビーコールドウェルといった白人によるソウルミュージックを「Blue Eyed Soul」と呼ぶのですが、それを文字って自分たちのソウルミュージックを「Brown Eyed Soul」としています。
ベストショット feat.JIN
2011年発売、アルバム「Distance」収録。
またまたSkoop On Somebody×JINの組み合わせです。「Distance」はKO-HEY脱退後、TAKEとKO-ICHIROの2人体制でリリースされる最初のアルバム。「2人になってどういう活動になっていくんだろう?」というファンの心配を払拭したのが、この曲だったのではないでしょうか。
【番外編】KO-HEYがプロデュースするNEIGHBORS COMPLAINはこんなバンド
NEIGHBORS COMPLAINもまた、ネオソウルが好きな人におすすめしたいバンドです。源流から流れ出した新たな支流のひとつとして、彼らも外せないバンドであることは間違いありません。
紛れもなくソウルシーンにSkoop On Somebodyの時代があった
何を隠そう、ぼく自身が音楽に傾倒するきっかけになったのが、彼らの音楽でした。90年代後半から2000年代にかけて、間違いなくカッコよかった彼ら。ジャパニーズソウルの歴史を振り返れば、Skoop On Somebodyの名前なしに語ることは難しいでしょう。もしかすると近年のミュージックシーンを彩るネオソウルのミュージシャンも、彼らの音楽に影響を受けながら育ってきたのかもしれません。
2017年に発売した「State Of Soul」では原点回帰の気配も感じさせているSkoop On Somebody。彼らのこれからの活動に要注目です。
Skoop On Somebody公式サイト:https://www.skoop.jp/index.php
Skoop On Somebody公式Twitterアカウント:@Skoop_jp
Skoop On Somebody公式Facebookページ:https://www.facebook.com/Skoop.jp
Skoop On Somebody公式YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/user/skooponsomebodySMEJ?feature=watch
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