●[Alexandros]/NEW WALL
アレキのカッコいい部分がギュッと凝縮された楽曲。[Alexandros]のカッコいいところは言わんとしていることが昔から全く変わらないところではないでしょうか。今のハイブリッドで美しいメロディーも、4ピースの最大公約数を引き延ばした過去のロックナンバーも、歌ってきた中身はずっと不変。だからこそ新たなる障害に「Hello」と言える強さはリスナーにも絶大な強さをもたらします。
●槇原敬之/ 遠く遠く
1992年に発売、リリースされてから25年以上経っているのに未だ色あせず、新生活応援ソングとして多くの人の心に届いています。切なさと強さを孕んだエバーグリーンな”遠く遠く”は平成が終わってもこれからも愛されていくこと間違いなしです。
●KOTORI×FOMARE/Youth
2018年にライブ会場限定で発売されたスプリットシングル。繰り返される〈何回だって〉のフレーズが耳に残ります。若手バンド2組が描く青春はまるで男子校のようで、メンバーの仲の良さや、良い意味で青臭い音楽性が堪らないです。楽曲の始まりと終わりは同じフレーズ〈未来は僕らの手の中〉。自分の手を信じれば、明るい未来はすぐそばにあるのかもしれません。
●ASIAN KUNG-FU GENERATION/転がる岩、君に朝が降る
春の朝にピッタリ合う爽やかなナンバーです。何も持っていなくても、世界を変えたい。現実味が欠けていて馬鹿げて見えても可能になることはゴロゴロあります。「鉄が空を飛べるわけない」と言われ続けたライト兄弟が作り上げた飛行機も今ではスタンダードな存在です。アジカンの奏でるロックンロールは人に希望をもたらします。
●フジファブリック/夜明けのBEAT
「モテキ」ではドラマ、映画の両方に主題歌として抜擢されました。新しい始まりを予感させるカウント、そしてそこから一気に開ける演奏に心が踊ります。妖艶なメロディーと危ない橋を渡っているときのようなワクワク感にニヤリとしてしまいます。新生活と共に新しい恋を始めるのも良いかもしれませんね。
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