幅広いジャンルをミックスしたサウンドと文学性の高い歌詞で、その独自の音楽性やスタイルが高く評価されている「サカナクション」。
彼らが制作する楽曲は、CMや映画などあらゆる媒体とのタイアップとして起用されており、今や日本を代表するアーティストの1つと言えます。
今回はそんな彼らの神曲ベスト10をご紹介します!
ロックからクラブミュージックまで幅広く手掛けるサカナクション
サカナクションとは
ボーカルの山口一郎を中心に活動する、北海道出身の男女5人組バンド「サカナクション」。
2005年に結成し、札幌のライブハウスで活動しながらその後1~2年でメンバーが続々と加わり、現バンド構成が固まります。
2007年にデビュー、その年のSUMMER SONICの出演をはじめとし、徐々に毎年国内での主要巨大フェスに出演するように。
順調にその名を世間に浸透させ、2010年に初の日本武道館でライブ、2013年にNHK紅白歌合戦に出演し、国内のメジャーバンドとして名を連ねるようになりました。
ロック・テクノ・フォーク・クラブなど幅広いジャンルをミックスしたサウンドと文学性の高い歌詞で、その独自の音楽性・世界観が高く評価されており、音楽シーンでは唯一無二の存在を築いていると言えます。
全国ツアーのチケットは常にソールドアウト状態、2019年には全国アリーナにて6.1chサラウンドシステムを導入したライブツアーを実施。
先進的な技術も積極的に取り入れているため、次はどんなパフォーマンスを見せてくれるのか、世間からの期待も高いです。
サカナクションの核 山口一郎
サカナクションのほぼ全ての楽曲の作詞作曲を手掛ける、ボーカル兼ギターの山口一郎。
プロデュースも主に彼が中心に行っており、サカナクションの核と言えるでしょう。
彼は作詞作曲以外でも定期的なパリコレショーでの音楽提供、映画「バクマン」をはじめとする映像作品で挿入曲を手掛けるなど、その天才的な音楽センスは留まることを知りません。
ちなみに彼の音楽人生は、実家の喫茶店で流れている音楽を聴き、家にあるギターでフォークソングをはじめたことがきっかけだと、自身で語っています。
また趣味は釣りであり、「オリンピックの種目に釣りがあったら音楽をやってなかった」と本人が豪語するほど。
釣り好きが興じて、夜釣りをするために川沿いで暮らすホームレスに断りを入れて彼らと友好的な関係を築いたこともあったとのこと。
そして引っ越しする際には自分の古い家具や衣服をあげると、喜んで彼らに宴会を開いてもらったそうです。
見た目からは“真面目そう、堅そう”なイメージである彼ですが、実際はユニークでよく笑う人物です。
2016年には音楽とカルチャーのコンテンツを配信する株式会社NFを設立し、代表取締役に就任。
ライブイベントや空間プロデュースを中心に活動、2020年春のコロナウィルスによる自粛要請期間では、「夜を乗りこなすカレンダー」を設け、ほぼ毎日のように自身のインスタでの対談や音楽によるコンテンツ配信、またYouTube動画公開など、世の中に対して積極的にSTAYHOMEを促しました。
サカナクション 最新おすすめ10曲
厳選したおすすめ神曲たちをご紹介します!
新宝島(2015年)
サカナクションと言ったらこの歌をイメージする人も多いのではないでしょうか。
映画「バクマン」の主題歌としてリリース、また様々なテレビ番組でも使われている人気曲「新宝島」。
疾走感溢れるポップなサウンドと、映画の内容に沿った青春をイメージさせる歌詞が素敵で、つい口ずさんでしまいます。
ちなみに、上記映像とは別にカラオケ映像用のミュージックビデオも用意されています!
サカナクション×バクマン監督大根仁によるカラオケ映像風のカラオケ用ビデオ、まさに遊び心満載です。
多分、風。(2016年)
日焼け止めのCMソングとして制作された楽曲「多分、風。」
サカナクションの楽曲は夜をイメージして制作されたものが多いですが、本作品は日焼け止めのCMソングとして起用されたため、昼をテーマとして制作が進められました。
砂漠のような場所で撮影された、カラッとしたイメージを連想させるミュージックビデオが印象的です。
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