YouTubeチャンネル登録者100万人、総再生回数4億を超える、国内のみならず国外のファンをも虜にする新時代のポップアイコンReol
J-POP、K-POP、EDM、ダンスミュージック…あらゆる音楽性を持ち合わせ、国内のみならず、海外の音楽ファンをも魅了しているシンガーソングライターのReol(れをる)。2020年1月22日には前作から約1年ぶりとなるアルバム『金字塔』のリリース、さらに2月からは全国ツアーを控えています。YouTubeに公開されているMVのほぼ全てが100万回以上の再生回数を誇る、デジタル時代を象徴するReolとはどんなアーティストなのか紹介します。
Reolのプロフィール
新・アー写でっす#新しい文明の画像 pic.twitter.com/mOTqS9TC1s
— れをる Reol (@RRReol) January 8, 2020
Reol は、1993年11月9日生まれ現在26歳のシンガーソングライター。シンガーソングライターとしてのみならず、ボーカル・作詞・作曲のトータルプロデュースもしていることからマルチクリエイターとも称されます。145cmと小柄な身長ながら圧倒的な存在感を感じさせる佇まいはまさにアイコニックと言ってもいいでしょう。
Reol名義としてビクターエンタテインメント内のレーベルCONNECTONEに所属。れをる、ギガP、お菊による3人組ユニット「REOL」が2017年10月に解散したことにより、2018年からソロアーティストReolとして活動を開始しました。Reolの音楽のルーツにはYUKIや椎名林檎の存在があり、現在の雑多な音楽性、全ての音楽を内包する彼女の音楽の中にも影響を与えています。
YouTubeに投稿されているあにょすぺにょすゃゃ名義(れをる、ギガP、お菊によるサークル名)で活動していた頃の楽曲「No title」の再生回数は3500万回を記録し、5年以上たった今でも代表曲として高い人気を誇っています。YouTubeのコメント欄の海外ユーザーの多さを見ると、いかに海外から注目されているのかが分かります。
「REOL」から「Reol」へ。2018年からソロ活動を始動
Reol名義でソロ活動をする以前は、ニコニコ動画やYouTubeでオリジナル曲や「ゆるふわ樹海ガール」や「エンヴィキャットウォーク」などボカロ曲を投稿し「ショタ声」と話題に。
2015年からは「れをる」としてソロ活動、2016年からはこれまでも交流の深かったサウンドクリエイターのギガ(Giga)と映像クリエイターのお菊とともにユニット「REOL」を結成しデビュー。トイズファクトリーよりリリースされた1stアルバム『Σ』で初のアーティスト写真が公開となり、ここで初めて3人のビジュアルが明らかになりました。
しかし、2017年10月に仲違いではなく発展的解散としてユニットを解散。2018年にReolとしてソロアーティストデビューを果たし、同年にミニアルバム『虚構集』や1stフルアルバム『事実上』などブランク一切なしに怒涛のリリースがされました。解散してからも3人の関係性は継続しており、先にあげた2作品にも参加するなど、現在のReolの音楽に影響を与えています。
とはいえ2ndフルアルバム『金字塔』では水曜日のカンパネラのケンモチヒデフミやトラックメイカーでアバンティーズやDOTAMAのプロデュースも手掛けたMasayoshi Iimoriなど多彩なクリエイターが参加。ソロになったことにより、Reolの音楽性の広がりを感じさせます。
フルアルバム『金字塔』が2020年1月22日にリリース。Reolの過去作品を紹介
『虚構集』
2018年3月14日リリース。Reol名義では初のミニアルバムのリリース作品となっています。アルバムタイトルには、れをるという存在が現実の自分とは違う存在だった(=嘘である)ことから、Reolとしてのスタートも嘘からの始まりという意味で付けられたそう。「エンド」や「平面鏡」など全5曲が収録。
『事実上』
2018年10月17日リリースの1stフルアルバム。前作『虚構集』とは対をなす作品という位置づけで、ソロアーティスト「Reol」という存在を自分の中で昇華し、新たなスタートがここから始まるという息吹を感じさせてくれるアルバムとなっています。Reolの存在を知らしめた話題曲で専門学校HALの2018年度のCMソング「サイサキ」やTVアニメ『メジャーセカンド』のEDテーマ「SAIREN」など全11曲が収録。
『文明EP』
2019年3月20日リリース。これまでの2作は内面にフォーカスが当てられたアルバムのテーマでしたが、『文明EP』は外向的な作品になっていることが特徴。文明という一見抽象的なタイトルは、元号が変わること、2020年に突入することなど実世界で起こっている時代の変化を包括して名づけられたそうです。全4曲ながらそれぞれが際立っており、各曲には明確なテーマが付与されています。
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