RADIO FISHブレイクの裏側とメンバーの素顔
2016年『PERFECT HUMAN』で大ブレイクを果たしたRADIO FISH。今回はRADIO FISHのSKILL-MASTERからRIHITOを呼んでインタビューを行いました! ブレイクまでの道のりや紅白歌合戦の裏側。RADIO FISHメンバーの素顔まで、情報たっぷりで大公開!
Interview_Text_Edit_NOZATATSU(https://twitter.com/nozatatsu)
RADIO FISH結成とブレイクまでの苦労
――2016年はRADIO FISHの大ブレイクもあって大活躍の1年でした! あらためて振り返ってどのような1年でしたか?
つとむ : いやーもう激動の1年でした! 2月に「ENGEIグランドスラム」に出させてもらってから急激に忙しくなりましたね。それまでは今まで通り仕事していたんです。CM撮影の仕事をしているときに番組の放送があって、放送終了後にiTunesで『PERFECT HUMAN』のランキング急上昇が始まって、1位になったことから生活が一変しました。
出典:YouTube
――たくさんメディアやライブ、フェス、イベントに出演してましたけど、1番スケジュールが忙しかったのはいつぐらいですか?
つとむ : 忙しくなり始めたのは3月からで、1番忙しかったのは12月ですね(笑)。年末はすごかったです!
――やっぱり年末が1番忙しかったのですね。年末の話はまた後でゆっくり聞かせてください。まず、RADIO FISH結成の話を聞かせてほしいのですが、つとむさんはどういう形でRADIO FISHに加入したのですか?
つとむ : 僕が1番最初にスキルマスターで声をかけられました。最初に中田さん(御神体:中田敦彦)が「ショーバト!」で歌って踊りたいと話していて、WORLD ORDERのコピーをやって欲しいって言われたんです。その時に僕が所属しているTRIQSTARとFISHさん(FISHBOY)で一緒にやったんですけど、そこで中田さんと面識が出来ました。そこからオリエンタルラジオのコントライブに呼ばれるようになって、中田さんがグループにしたいって言いだしたんです。その後、FISHさんから僕に一緒にやらないか?と誘いがきました。
――なるほど! 同じくスキルマスターのShow-heyさんはノアダンスアカデミーのレッスン入れ替えの時にFISHさんが勧誘したって聞いたんですけど。
つとむ : そうです(笑)。すれ違いざまにFISHさんがShow-hey君に「オリラジと今度音楽グループやるんだけど」「うん!OK」みたいな(笑)。
――僕、元ノアダンスアカデミーのマネージャーだったので、その様子が目に浮かぶんですけど、あの一瞬で決まったんですね(笑)。つとむさんとFISHさんの繋がりは予想できたのですけど、Show-heyさんとSHiNさんの繋がりは予想してなかったので意外でした。
つとむ : Show-hey君とFISHさんは一緒に仕事してたのもあって、面識があったみたいです。FISHさんは年上のメンバーが一人欲しいって。
――なるほど(笑)。自分は最年長の責任を負いたくないと・・・
つとむ : そうです(笑)。兄貴的存在が欲しいということで、Show-hey君に声をかけたみたいです。SHiN君はEN Dance Studioに背が高くてイケメンのダンサーいないかって聞いたら、SHiN君を紹介してくれました。
――そういう集結エピソードだったのですね。そういえばFISHさんがテレビで「笑点に初めて出たときに、お客さんとの温度差に心が折れた」って言っていたのが印象的でした。結成当時は大変でしたか?
つとむ : あれは挫けましたね(笑)。たしか2015年の時だと思うんですけど、まだRADIO FISHが認知されてない時だったので、お客さんが唖然としていました。
――やはり、『PERFECT HUMAN』のヒットで一気に認知されたのですね。それまでで印象的だった反応やライブってありましたか?
つとむ : まず、お笑いライブに出ることがSKILL-MASTERは初めてだったので、踊って笑われるってことが経験としてなかったこともあって、最初どういう反応をしていいかわからなかったです。僕のダンスジャンルであるアニメーションはどちらかというと笑われるよりも驚かれるジャンルなので、初めての経験で困惑しました(笑)。
――RADIO FISHですごく印象的だったことがあって、「音楽の日2016」で三浦大知とコラボした時、三浦大知君が『PERFECT HUMAN』のキーが高くて驚いていたように見えたんですけど、実は難しい曲ですか??
つとむ : 大知くんも「意外に高い!」って言っていました(笑)。慎吾さんの声って高いんですよ。結構歌うの難しいと思います。
――つとむさんはthrough the break.でラッパーをやっていましたが、音楽目線で見て、慎吾さんのラップはどうですか?
つとむ : 元々うまいなとは思っていたんですけど、最近はもっとうまくなっています。中田さんのイメージが強いと思うんですけど、慎吾さんはかなり縁の下の力持ちというか、才能に満ち溢れてます!
――オリラジ2人のダンスはどうですか?
つとむ : ダンスは全然です(笑)。ただ中田さんの方がダンスはうまいですね。ダンスは中田さんが特化していて、慎吾さんが歌に特化してって感じです。中田さんのダンスって、逆にダンサーはできないと思うんですよ。一回、中田さんの代わりにダンサーを呼んだことがあったんですけど「この踊りはできない! よくあの緊張感に耐えられますね」と言ってました(笑)。
――つとむさんはアニメーションやPOPですが、『PERFECT HUMAN』はHIPHOPよりの振付だと思います。踊る際に何か考えたことはありましたか?
つとむ : みんなで振付を考えていて、最初は結構色々な要素を入れていたんです。RADIO FISHはサビをキャッチーにしようってなって、なかなかハマるものがなくて。ダンサーの思うキャッチーって結構振付が難しかったりするんですね。そこで中田さんとFISHさんが衝突して・・・
――なるほど。兄弟喧嘩が(笑)!
つとむ : それでしっくり来たのがあの振付だったんですよ。そこから自然とHIPHOPよりになっていきましたね。
出典:YouTube
SHARE
Written by