08.フロントマンJQの掴みどころのない(!?)魅力
大声で煽ることもなく、きっちりとトークするわけでもないJQのMC。さいたまスーパーアリーナでは会場の広さに「意外と見えておる。意外と楽しめておる」と、シャイな側面を見せる。しかし感謝の言葉は非常に多く、型にはまらないMCに人柄が滲む。
09.著名作家の価値あるアートワーク
アートワークにもこだわりの強いJQ。3rdアルバム「Blank Envelope」(2019年)は軽妙洒脱なタッチで著名なイラストレーター長場雄に依頼。テーマのすり合わせはなかったらしいが、ゴヤの「我が子を食らうサトゥルヌス」モチーフのインパクト大なアートワークに。ブックレットは長場ファン垂涎の豪華さに仕上がった。
10.作品ごとのアートワークの意味
デビュー当時は彼らの匿名性を示す“ナルバリくん”がフィーチャーされ、前述の「Blank Envelope」では少し哲学的な長場雄のイラストを起用。新作「2ND GALAXY」では“脳内宇宙”を表すように宇宙服の少年と日常物の描写にも意味が込められている。
11.ファッションフリークJQ
中学高校時代からお金を貯めては原宿の新進気鋭のドメスティックなデザイナーの服を買い込んでいたというJQ。当時知り合ったスタイリストの高橋ラムダは、先日のさいたまスーパーアリーナのスタイリングも手掛けている。
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