広瀬すずや能年玲奈みたいな、可愛らしい姿から注目を集めたシンガーソングライター・新山詩織。その見た目とは裏腹に、落ち着いた低音ボイスが多くの心を掴んだ。現在では月9ドラマ「ラヴソング」に出演したりなど、活動の幅が広がっている。とはいえ、まだ知らない部分も多いだろう。今回は新山詩織がアーティストになった理由。そしてその魅力を紹介していきたいと思う。
「音楽が無ければ暗い普通の女子高生だった」と語る新山詩織
1996年2月10日生まれの女性シンガーソングライター。ビーイングに所属し、歌手の傍ら女優としても活躍している。彼女がギターを始めたのは父がきっかけだったと言う。父親が聴いていた音楽に興味を持ち、そして父親の部屋にあったエレキギターに手をつけたのが始まり。中学に入ると軽音楽部に入ってリードギターを担当した。その頃は、弾くことが主だったようだ。その後、高校に進学するが、軽音楽部が無かったという。そこで改めて真剣に音楽を学ぼうと、スクールに通い始め、また同時に新宿や池袋を中心にストリートライブを敢行した。これが功を奏してなのか、16歳の時に受けた『Treasure Hunt ~ビーイングオーディション2012~』というオーディションにてにて8000人の中からグランプリに。メジャーデビューの権利を獲得したのだ。「音楽が無ければ暗い普通の女子高生だった」と語っているほど、彼女にとっての音楽は重要なのだ。
「音楽が転職の人」と言われた、音楽スキルの高さがが凄い
正統派で可愛いルックス、そして低音ボイスが魅力である一方、関係者の間では、レベルの高い演奏スキルにも注目が行っている。というのも、初めてのレコーディングにおいて、たった3回の弾き語りでOKが出てしまうほど、その演奏は完ぺきだったからだ。普通、レコーディングというのは何度も繰り返し、2桁以上の撮り直しが行われる。それをたったの3回で終わらせた。しかも初めてのレコーディングでというのだから恐ろしい。『でも微妙な出来なのでは? 』と思う人もいるだろう。だが、実際にMVを見てみると、その完成度の高さに驚く。サウンドプロデュースを担当した笹路正徳によると、彼女には””天性のリズム感””と””素直な演奏技術””があるという。その才能あるゆえ、数回の弾き語りで1つの作品が完成するのだろう。現在、CD売り上げの最高順位が15位になるなど、徐々に注目を集めている。間もなくブレイク間違いなしである彼女を追っかけてみてはいかがだろうか。
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