西野カナのトリセツその3 音楽性
西野カナは恋愛ソングを歌うポップス歌手というイメージを持っている方が多いのではないでしょうか? 確かにメディアで取り上げられた西野カナの楽曲はポップスが多いですが、実はポップス以外にもロック、ソウル、四つ打ちなど様々なサウンドを歌っています。パーソナルな部分を見ても、色々な音楽ジャンルに影響を受けている歌手です。西野カナの知られざる音楽性を紹介します。
西野カナの意外な音楽経歴
まず小学生の頃はエミネムにハマり、ヒップホップばかり聴いていたようです。中学生から大学生まではレゲエをよく聴き、レゲエのフェスばかり参戦し、J-POPは全く聴かない学生時代を過ごしていました。いわゆるメジャーなものより、アングラカルチャーのある音楽を好んでいたようです。本格志向だったと言えるでしょう。シングルもA面は万人に受け入れられやすいポップスが多いですが、カップリングではクラブミュージック系やR&B系の楽曲が収録されていることが多いです。
出典:YouTube
高校生1年生の時にロサンゼルスにホームステイ。帰国後は洋楽にハマり、クリスティーナ・アギレラ、ジェニファー・ロペス、シアラなどの女性歌手を聴き始め、音楽もジャンルレスで聴くように。一方で、海外の友人に日本の音楽の良さを語れなかった自分に思うところがあったようで、日本に戻ると民謡を習い始めます。その影響からか演歌も好きで、石川さゆりの『津軽海峡冬景色』や『天城越え』をカラオケの十八番にしていた時期もあったようです。
出典:YouTube
こちらの動画で民謡を歌っている西野カナのレアな姿を見ることができます。民謡とJ-POPでは歌唱法も異なりますが、この経験が、西野カナ独特の伸びがあって耳に残るボーカルを生み出したのではないでしょうか。経歴だけ見ても音楽的素質と努力を感じさせるアーティストです。
西野カナの英語歌唱がすごい
西野カナは上記の高校生の時に加え、小学生でも海外でホームステイを経験しています。そのため英語力が堪能で、そのスキルは歌唱力にも生かされています。本当は日本語にメロディを乗せるより英語で歌いたい気持ちもあるのですが、それでは日本のリスナーには伝わらない! 私は歌を伝えるために歌っているという強い意志があるので、日本語歌詞を重視したポップスを歌う形になりました。
そんな西野カナの英語を歌唱している動画をいくつか紹介します。
23枚目シングル『We Don’t Stop』
出典:YouTube
テイラースウィフトのカバー『We Are Never Ever Getting Back Together』
出典:YouTube
かなりネイティブに近い英語の発音で歌唱しています。舌の使い方も含めて習得しないと出せない発音ですね。テレビで見るだけでは知ることのできない音楽性やスキルをたくさん持っているのが西野カナの奥が深いところです。
日本の音楽シーンが待ちに待った歌姫の存在。楽曲、実績、影響力、実力、カリスマ性、歌姫に必要な要素を持った、西野カナという女性ソロアーティストがやっと国民的レベルで認知される時代がやってきました。
濃い音楽性を打ち出そうと思えばいつでもできる実力と素質を持ちながら、そちらの道は選ばず伝わりやすい音楽、共感を生む楽曲を歌う西野カナ。まさに現代社会にあった歌姫です! 絶対的歌姫が不在だった日本の音楽シーンを西野カナがこれから盛り上げてくれるでしょう。
西野カナ
『Girls』
2017/07/26リリース!!
詳細はこちらから
西野カナ公式サイト:http://www.nishinokana.com/
西野カナ公式Twitter:https://twitter.com/kanayanofficial
西野カナ公式ブログ:http://ameblo.jp/nishino-kana/
西野カナ公式YouTubeはこちら
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