念願の超音楽祭に舞台でわーすたワールド炸裂! わーすた
超音楽祭1日目の後半戦は、世界に照準を合わせて活動しているデジタルネイティブ世代アイドルのわーすたが登場。安定のカワイイオーラをまとって『いぬねこ。青春真っ盛り』を披露。「にゃんにゃん」「わんわん」と特徴的なフレーズが飛び交う中、印象的なのはサビ終わりの「今日もゆくー」のメロディライン。このフレーズだけでもリピートしたくなる不思議な魅力があります。
出典:YouTube
MCが明けると『Just be yourself』を熱唱。正統派のアイドルソングを歌い、アニマルソングだけじゃないところを見せつけます。ボーカルも芯があって歌唱力も高いです。わーすたの魅力がどんどん会場に広がっていきました。
ラストは『うるとらみらくるくるふぁいなるアルティメットチョコびーむ』を披露。衝撃的な歌詞が多すぎて、完全にわーすたワールドに引き込まれている観客たち。最近はコンセプトの強いアイドルが増えましたが、わーすたはその中でも洗練されています。要注目なアイドルが現れましたね。
《セットリスト》
1.いぬねこ。青春真っ盛り
2.Just be yourself
3.うるとらみらくるくるふぁいなるアルティメットチョコびーむ
今年は(2)を引き連れて戦闘ライブ! アップアップガールズ(仮)
超音楽祭のアイドルターンが続く中、登場したのはアップアップガールズ(仮)。なんとアプガは超音楽祭皆勤賞を持つ。今年は加入したばかりの妹分(2)を引き連れて超音楽祭の舞台にやってきました。
場慣れしたライブ型戦闘アイドルはのっけからハイテンション。自身の代名詞曲『アッパーカット!』で会場の雰囲気をアプガ色に染めます。
熱気冷めやらぬ中、妹分の(2)が登場。新曲の『アッパーディスコ』を12人でパフォーマンス。アプガ初のディスコサウンドは超音楽祭の舞台でも大盛り上がり。古川小夏の見せ場「もっと、上がっちゃう?」のセリフではヒューの声が会場に響きました。
出典:YouTube
ラストは佐保明梨のアカペラから始まる『パーリーピーポーエイリアン』を披露。新曲と代表曲をパフォーマンスして、最後何を出すのか期待される中、みんなでパリピになれる楽曲を選択。みんなでアイーンをしたりなど、ニコニコ超会議らしい雰囲気も出し、皆勤賞記録を更新しました。
《セットリスト》
1.アッパーカット!
2.アッパーディスコ
3.パーリーピーポーエイリアン
みんなアイマスを待っていた! アイドルマスターミリオンスターズ
超音楽祭も後半戦。人気ゲーム「アイドルマスター」から、アイドルマスターミリオンスターズが登場。いわゆるアイマスと呼ばれているアイドルたちで、筆者はこの日初めてライブを見たのですが、まずファンがすごい! 今までアイドルファンっぽいけど誰のファンなんだろうと思っていた大勢の観客が、アイマスの登場とともに本性を現し大熱狂。
『Dreaming!』から始まったライブは割れんばかりの声援とコールで溢れる。それだけではありません。バックスクリーンのコメントもコールでいっぱいに。
MCで自己紹介を終えると、今度はユニット曲のターンに入ります。阿部里果 (真壁瑞希役)と渡部恵子 (周防桃子役)の二人が『Cut. Cut. Cut.』を熱唱。アイマスでは珍しいクラップ曲で、超音楽祭を意識したパフォーマンスを魅せます。続いて、山崎はるか (春日未来役)、桐谷蝶々 (宮尾美也役)、諏訪彩花 (徳川まつり役)の3人が『メメント?モメント♪ルルルルル☆』を披露。「ルルルー」と3人が歌えば、スクリーンもコメントで「ルルルー」と文字で歌います。この一体感が凄すぎて度肝を抜かれました。
アイマスの凄さと魅力に圧倒されていると、立て続けに『Welcome!!』をパフォーマンス。アイドルマスターミリオンスターズにとって、大事なテーマソングというだけあって、ファンのコールもフルスロットル! ジャンプしたり、セリフに萌えたり、異常な盛り上がりを見せました。
そして、ラストに披露したのは『Brand New Theater!』。この曲はアイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズのテーマソングなっている新曲です。
出典:YouTube
新曲なのに、ずっと昔から聴いているかのような盛り上がりを見せていたのが印象的。にしてもアイマスは声がいいです! 最近ぶりっ子やキャラ声っぽく歌う地下アイドル達をよく見かけますが、アイマスはそこにプロ差が出ています。衝撃度でいえば全出演者の中で一番でした!
《セットリスト》
1.Dreaming!
2.Cut. Cut. Cut.
3.メメント?モメント♪ルルルルル☆
4.Welcome!!
5.Brand New Theater!
ニコニコの世界でもやっぱりゆずはゆず! ゆず
1日目の超音楽祭の大トリを飾ったのは、デビュー20周年を記念したオールタイムベストアルバムをリリースしたゆずが登場!
なんと、超音楽祭は初参戦。しかもアイマスの盛り上がりが残る次のライブということもあり、アウェイ感が漂うかと思いましたが、ゆずはどこでライブしても、やっぱりゆずでした。
ステージに上がったゆずの二人は、集まった観客に向けて「ゆずだぞー! 元気かー!!」と叫び、ニコニコ生放送視聴者にも「ニコ動で見てるみんなも元気か!?」と呼びかけていきます。超音楽祭がどんな場所かも分かった上でのあおりに感動です。そして、この瞬間から観客を味方につけていました。
ゆずが何を歌うのか注目が集まる中、歌唱したのは『栄光の架橋』。この選曲に視聴者からは「いきなり名曲やんけ!!!!」「すげえ本物だ」と驚きのコメントが。この曲のライブパフォーマンスで一番すごかったのは、「栄光の架橋」という歌詞に合わせて、ニコニコ生放送でのコメントが大きな橋=コメ橋となって流れる演出があり、さらにゆずが「栄光のコメ橋へと」と歌詞を変更して熱唱。
あの、オリンピック中継のテーマソングにもなった神聖な曲を、ニコニコ動画の為に、替え歌にしてくれたゆずのパフォーマンス力には脱帽です。音楽で人を幸せにするってこういうことだなと思わせます。
出典:YouTube
北川悠仁が「ニコニコ超会議、来れてうれしいです!本当ありがとう!」と感謝の言葉を伝えると「(次の曲のコールアンドレスポンスは)いつも俺たちのライブでは“ヘイ!”なんだけど、せっかくだからニコニコって叫んでくれますか?」と語りかけ『夏色』がスタート。ゆずの歌に合わせて来場者は「ニコニコ!」と叫び、コメントでも「ニコニコ」弾幕が流れるなど、会場は一体感に包まれていきました。
そして、超音楽祭で起きるかどうか心配された「もう一回」コールも起こり、北川悠仁が「バカヤロー!」と再登場。「出演するまで場違いなんじゃないかと不安に感じていた」とMCで話していたこともあり、このバカヤローがすごく嬉しそうに叫んでいたのが印象的です。そして、もう一回のリクエストに応えて『夏色』を熱唱しました。
最後はアンコールに応えて、デビュー曲『少年』を歌い上げたゆず。「用意してなかったけどやっちゃう」という言葉に、観客も大盛り上がり。名曲と初期曲を披露したゆずは世代を超える音楽ライブを見せて、超音楽祭の最後を飾りました
《セットリスト》
1.栄光の架け橋
2.夏色
3.少年
毎回、ここでしか見れないようなアーティストラインナップを見せる超音楽祭。何といっても純粋に音楽を分かりやすく楽しめるのがこのライブフェスのいいところです。来年の超音楽祭もどうなるか今から楽しみでしかない。
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