Mura Masa – Love$ick ft. A$AP Rocky
『Someday Somewhere』に収録されていた『Lovesick Fuck』を元に、エイサップ・ロッキーがラップを乗っけた1曲。スティールパンの音色とラップが、最高に気持ちいい!
Mura Masa – All Around The World (Official Video) ft. Desiigner
ビルボード・チャートで1位になった『Panda』のラッパー。デザイナーという名前もいいですよね~。カニエ・ウェスト(Kanye West)が主宰するビッグレーベル「GOOD Music」と契約し大ブレークした、要チェックラッパーです。
Mura Masa – Firefly (feat. Nao)
2015年に発表していたネイオゥ(NAO)とのFireflyも、このアルバムにも収録されています。
mura masa(ムラマサ)にbonzai(ボンザイ)。なぜこんなに日本ぽい?
ムラマサがなぜこんなに、日本を連想させるのか、ガーンジー島に注目してみました。
明治維新の時に来日した、イギリス使節団の1人がガーンジー島出身の伯爵でした。日本文化に感銘を受け、島にもその文化を広めたいと、大工で庭師の日本人を連れて帰り、日本伝統のお寺や日本家屋などを建てました。徳川家の家紋入りの箱や能面、鎧の一部などの骨董品などもコレクションしたそうです。影響は庶民にも広まり、盆栽などの日本文化が、島内に広く知れ渡りました。現在は盆栽協会まで存在し、日本通や日本文化に親しんでいる方も多いようです。
そんな日本文化に触れやすい環境と、もともとムラマサ自身がポケモンや宮崎駿の映画を見て育ち、日本の文化やアニメ、ゲームといった、ポップカルチャーが大好きなこともあって、日本ぽい要素が音楽に反映されているのかもしれませんね。
Mura Masa – What If I Go? (Official Video)
オープニングのタイトルにも日本語が!歌っているアーティストもボンザイ(Bonzai)だなんて、盆栽・万歳!
小さな島の少年が、ベッドルームで作った曲をサウンドクラウドにアップすることから始まる夢物語。そんな少年が数年で、世界的スターになる時代。これからも自由な発想で作られた、(ちょっと日本ぽい発想の)音楽を楽しみにしています!
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