ライブハウスが今、思うこと

下北沢BASEMENTBAR / 下北沢THREE

回答者：服部健司さん
服部健司

――ライブハウスで働こうと思ったきっかけを聞かせてもらえますか？

服部 : 大学生の時にやっていたバンドでベースメントバーに出演し、その時のバイトをやめて働き始めました。空き時間に楽器の練習が出来たり、バンドの為にも音楽関係の知り合いや友達を作りたい、というのがきっかけでした。

――現在の営業内容や状況はどのようなものでしょうか？また、新たに始められたサービスやコンテンツはありますか？

服部 : 7月いっぱいまで観客を入れての公演は中止しており、バー営業と配信ライブでのみ稼動しています。当初はオンラインストアで配信ライブの告知や収益化を図っていましたが、この度ベースメントバー系列で、「Qumomee」という配信プラットフォームを立ち上げ、配信ライブ希望者への貸し出しもスタートしました。

――営業再開ができたらやってみたいと考えている企画はありますか？

服部 : 配信ももちろん有意義で楽しいですが、現場とは別ベクトルで考えているので、やはりこれまでみたいにバンドやDJとイベントやパーティを現場で楽しみたいです。
とにかくみんなと乾杯したいです！

――「これだからライブハウス稼業はやめられない」と感じた事件やエピソードを教えてもらえますか？

服部 : まさに直近ですが、ベースメントバーで先日行われたKONCOSのライブ配信での彼らのライブが最高すぎました。どんな状況でもライブハウスで良い音楽が鳴るというのは嬉しい事だと、改めて再確認しました。

――来場者やアーティストへ向けたメッセージをお願いします。

服部 : 健康第一です！お客さんもアーティストも、無理して現場に来て欲しいとは言いません。ライブハウスは常に発信し続けています。またオンラインでも現場でも一緒にイベントを過ごせるのを楽しみにしています。