4人体制で再始動したLADYBABYのこれまでの軌跡を振り返る
レディビアード、黒宮れいの脱退を経て、解散も囁かれる中新たに4人体制として再始動したLADYBABY。これまでにインディーズ、メジャーを含め7枚のシングルと2枚のアルバムを発売。2018年5月には『ホシノナイソラ』をリリースし、新体制としてのスタートを切った。そこで、今回BABYMETALとも比較されるLADYBABYがどんなグループか知らない方のためにぜひ押さえておきたい楽曲を紹介!
ニッポン饅頭
黒宮れい、金子理江、レディビアードの3人による第1期LADYBABYの第一弾シングルとして2015年7月にリリースされた『ニッポン饅頭』。『ULTRA☆LUCKY』が収録されているのもこのシングルです。MVがYouTubeに公開されるや否や、インパクトのある見た目と音楽性、そしてダンスが話題を呼び、国内外のメディアで取り上げられました。現在では、YouTube動画再生回数は、2400万回を超えています。
特筆すべきは、れいりえの可愛らしいキュートな女性像+ゴリゴリのデスボイスを披露するレディビアードという構成にあります。MVを見るだけでも分かると思うのですが、レディビアードの圧倒的な存在感から彼の存在が異質なものだと分かってもらえると思います。しかし、このミスマッチがすごくいいんですよね。黒宮れい、金子理江に負けずとも劣らない可愛さがレディビアードにあります!レディビアードの合いの手のように繰り出すデスボイスには注目です。
楽曲は、自身の自己紹介ソングでありながら、「国籍、世代、性別など全てのボーダーを超越し、あらゆるカルチャーを継承、破壊、そして創造する、新感覚エンターテイメントグループ。」というコンセプトの通り、日本の文化を伝えるものになっています。
「welcome to japan(ニッポン)」の掛け声からも海外に向けられた曲であることでしょう。
LADYBABYの一曲目にはこの『ニッポン饅頭』をぜひ!
アゲアゲマネー ~おちんぎん大作戦~
2016年1月にリリースされたシングル『アゲアゲマネー~おちんぎん大作戦~』。前作『ニッポン饅頭』と比べてもゴリゴリのメタルソングになっています。日本テレビ「バズリズム」の2016年1月度パワープレーに。MVもアメリカのNYとLAで撮影され日本から世界へと移しました。
景気悪化を切実に叫ぶストレートな景気回復ソング。アイドルという括りで見てしまうと、給料アップ祈願の歌詞には違和感を覚えてしまいますが、LADYBABYはやっぱりアイドルという枠組みに止まらないアーティストなんだと思わされます。景気回復を願う楽曲を富裕層が多いNY、LAで撮影するというのが何とも…笑
セシボン・キブン
日本の便利なコンビニエンスストアについて歌った楽曲『セシボン・キブン』。“セシボン”とはフランス語で“素晴らしい”という意味です。
24時間営業、公共料金の支払い、チケット発券、ATMなどコンビニの利便性は言うまでもありません。なんでも出来ちゃう日本のコンビニの素晴らしさを再確認できる曲になっています。
しかし、「ニッポンのニーズの縮図」と言うフレーズには少々複雑な気持ちも覚えますが(笑)コンビニがあればほとんどの用事が済ませられてしまうコンビニの利便性には常々感謝しなければと思わされますね。
参拝!御朱印girl☆
『参拝!御朱印girl☆』は、レディビアード脱退によりLADYBABY改め、The Idol Formerly Known As LADYBABYとしてリリースされたメジャーデビュー第一弾シングル。LADYBABYの核とも言える存在だったレディビアードが脱退したことにより、これまでのデスボイスは息を潜め落ち着いた印象に。
レディビアードの脱退はグループにとって大きなことであったと思うのですが、本人達は全くそうは思っていなく、今後のLADYBABYに期待を込めた発言をしていたのが心強いなと。LADYBABYの今後を占う意味でこの脱退と再始動は、ターニングポイントでもありました。
楽曲自体はカルチャーを伝えるというこれまでの流れを組みながら、新生LADYBABYとして2人の魅力が全面に押し出されています。
Easter Bunny
2017年4月にリリースされた2ndシングル『Pelo』に収録されている『Easter Bunny』。キリスト教の復活祭であるイースターをモチーフした同曲は、クリアストーン「Pastel Bunnyシリーズ」のイメージソングとして起用されました。
これまでのLADYBABYの曲と比較しても、ポップチューンに仕上がっていて口ずさみたくなるキャッチーさがあります。カラオケで歌っても盛り上がれそう。ウサギの耳を付けた可愛らしい2人の衣装にも注目して欲しいですね。
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