『このマンガがすごい!2017』がついに発表されました!
その年に発表されたマンガ作品から、もっとも注目すべき作品を選出する『このマンガがすごい!』。ランクインした作品の単行本売上に大きく影響することから、各出版社、書店などからもこの結果に大きな注目を集めています。
さぁ、今年の1位は…。
『このマンガがすごい!2017』オトコ編 第1位『中間管理録トネガワ』
映画化もされた大人気マンガ『賭博黙示録カイジ』に登場する敵役のひとり、大手金融会社「帝愛グループ」の最高幹部・利根川幸雄。しかし、そんな彼もひとりの中間管理職だった!? 大勢の部下を束ねながらも、暴君・兵藤和尊会長のご機嫌も気にしなければならない苦悩と葛藤を描いた、『賭博黙示録カイジ』(講談社)のスピンオフギャグマンガ。
幅広い世代から支持される『賭博黙示録カイジ』スピンオフ作品が1位にランクイン。こういったギャンブルや金融に関する漫画が1位になったのはこれまでで初めてのことではないでしょうか。
『このマンガがすごい!2017』オンナ編 第1位『金の国 水の国』
長年いがみあってきたA国とB国は、神様にそれぞれの国の一番美しい娘と一番賢い若者を贈りあい、仲直りするようにいわれます。そんななか、偶然出会った敵国同士のお姫様と青年が、互いの祖国の仲を取りもとうと知恵を絞りますが……。『町でうわさの天狗の子』などのヒット作を持つ岩本ナオの新作ファンタジー。
岩本ナオによるファンタジー漫画が1位に選ばれています。『このマンガがすごい!2017』紙面では、岩本ナオへのインタビューや、制作秘話や、描きおろしイラストなども見ることができるそうです。
『このマンガがすごい!2017』歴代の受賞作品
2006年
PLUTO(浦沢直樹)、ハチミツとクローバー(羽海野チカ)
2007年
デトロイト・メタル・シティ(若杉公徳)、ハチミツとクローバー(羽海野チカ)
2008年
ハチワンダイバー(柴田ヨクサル)、君に届け(椎名軽穂)
2009年
聖☆おにいさん(中村光)、坂道のアポロン(小玉ユキ)
2010年
バクマン。(作:大場つぐみ / 画:小畑健)、ちはやふる(末次由紀)
2011年
進撃の巨人(諫山創)、HER(ヤマシタトモコ)
2012年
ブラック・ジャック創作秘話〜手塚治虫の仕事場から〜(作:宮崎克 / 画:吉本浩二)、花のズボラ飯(作:久住昌之 / 画:水沢悦子)
2013年版
テラフォーマーズ(作:貴家悠 / 画:橘賢一)、俺物語!!(作:河原和音)
2014年
暗殺教室(松井優征)、さよならソルシエ(穂積)
2015年
聲の形(大今良時)、ちーちゃんはちょっと足りない(阿部共実)
2016年
ダンジョン飯(九井諒子)、ヲタクに恋は難しい(ふじた)
『暗殺教室』や『進撃の巨人』、『ちはやふる』『バクマン。』など大ヒット作が多く並んでいます。2017年受賞作の『中間管理録トネガワ』『金の国 水の国』の今後の展開も楽しみですね。
ちなみに紙面ではSKY-HI、ヒャダイン、尾崎世界観(クリープハイプ)、二階堂ふみら著名人や書店員がマンガ愛を語るコーナーも。こちらも見逃せません。
■『このマンガがすごい! 2017』特設ページ:
http://konomanga.jp/special/86741-2
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