YouTubeを主戦場にマルチな才能を見せる気鋭のシンガーソングライター・小林私
小林私というミュージシャンを知っているでしょうか。
エモーショナルな歌唱スタイルと、モデル顔負けのアイコニックな佇まいが話題の彼。主戦場とするYouTubeでは、雑談配信やゲーム実況にも取り組み、飾らない姿を見せてくれています。
その正体は、なんと油絵を専攻する現役美大生シンガーソングライター。この記事では、小林私のプロフィールやディスコグラフィー、人気動画・おすすめ動画を紹介します。
小林私のプロフィール
小林私(こばやし わたし)は、東京都あきる野市出身、現在22歳(1999年1月18日生まれ)のミュージシャン/YouTuber。クロニカル大崎とともに活動するユニット・『このままじゃまだ死ねない』のメンバーとしても知られるシンガーソングライターです。
小林私が本格的に歌や楽器の演奏を始めたのは、帝京八王子高校に在学中だった2014年のこと。内気で他人とコミュニケーションを取ることが苦手ながら、目立ちたがりの性格も持ち合わせていた彼は、演劇部と兼部する形で軽音楽部へと入部し、ギターと出会いました。当時は、「でかい声を出すことがただ気持ちよかった」のだそう。「うまく歌えるようになりたいことよりも、自分の歌声を聴くことの楽しさが音楽にのめり込むモチベーションになっていた」と、過去のインタビューでは語っています。
高校卒業後は、多摩美術大学・絵画学科へと進学した彼。学業として美術の道を歩みつつも、並行して音楽活動を続け、2020年6月には1stデジタルEP『生活』を、同年7月には2ndデジタルEP『悲しみのレモンサワー』を、さらに同年11月には3rdデジタルEP『風邪』をリリースしました。その後は、ワンマンライブの開催や、他ミュージシャンの作品への客演参加などを経て、10月に初となるCDアルバム『他褌』をヴィレッジヴァンガード限定で発表。2021年1月には、1stミニアルバム『健康を患う』を全国のタワーレコード、ヴィレッジヴァンガードにて発売しています。他方では、その中性的でアイコニックな佇まいからアパレルブランドのイメージモデルに起用されたことも。2020年11月、彼女ができたことをカミングアウトした配信は、ファンの間で話題を集めました。
2021年2月末現在、公式YouTubeチャンネルの登録者数は、およそ10万人。Z世代の活躍が目立つ日本の音楽シーンにおいて、まさにいま要注目の存在となりつつあるのが、シンガーソングライター・小林私です。
小林私のディスコグラフィー
小林私はこれまでに、3作のデジタルEPと、1作のカバーアルバム、1作のミニアルバムをリリースしています。フィジカルについては、ヴィレッジヴァンガードやタワーレコード限定での全国展開となっていますが、すべてがサブスクリプションサービスでも配信済みです。この項では、小林私のディスコグラフィーとして、2作のアルバムの情報を記載します。
他褌
カバーアルバム『他褌(あだみつ)』
2020.10.28 release
ヴィレッジヴァンガード限定
¥2,500(tax in)
01.今夜、巣鴨で/面影ラッキーホール
02.えらばれし子供たちの密話/吉澤嘉代子
03.コピーアンドペースト~既視快晴~/中原くん
04.よふかしのうた/Creepy Nuts
05.フライディ・チャイナタウン/泰葉
06.ヴィラン/てにをは
07.フライングゲット/AKB48
08.ハッピー・ジャムジャム/M・S・J
09.リトルランプライト/Eight
10.ドラゴンエネルギー/オーイシマサヨシ×加藤純一
11.夜が明けたら/浅川マキ
健康を患う
1stミニアルバム『健康を患う』
2021.01.20 release
タワーレコード、ヴィレッジヴァンガード限定
¥3,080(tax in)
01.風邪
02.HEALTHY
03.悲しみのレモンサワー
04.スープが冷めても
05.恵日
06.泪
07.共犯
08.生活
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