うっとりする美声に心を委ねたくなる韓国発のソロアーティストIUが新曲をひっさげてカムバック!
IUは、韓国出身の女性シンガー女優です。
読み方はアイユーでハングル表記では아이유。昨年、デビュー時に所属していた事務所から、長年連れ添ったマネージャーのペ・ジョンハンが設立したEDAMエンターテインメントに移籍しました。インスタにアップされた写真や動画もかわいいと話題になっています。
デビュー前のIU
IUが歌手を目指すことになったのは中学生の頃、先生から体育大会の舞台で歌うよう言われたことがきっかけです。当初は罰としてでしたが、結果的にこの出来事が歌手の夢を抱くトリガーとなり、本格的にデビューを目指すことになります。
芸能事務所のオーディションを受け始めたIUは、1年間で20回ものオーディションに参加しました。しかし結果はいずれも不合格。その後、JYPエンターテインメントの公開採用オーディションにも参加しましたが、1次オーディションで残念ながら不合格になってしまいました。
翌年、GOODエンターテインメントに合格。のちにAFTERSCHOOLのメンバーとなるユイらと共にガールズグループ「五少女」のメンバー候補として練習生生活を送るものの、デビューは果たせませんでした。
ガールズグループでデビュー出来なかった理由としては「IUの声は弾むため、他の人との調和することが難しい」ということが挙げられています。その後IUはLOENエンターテインメントへと移って行きました。
これまでの活動まとめ
2007年LOENエンターテインメントから練習生を経てデビューし、2009年に1stフルアルバム「Growing Up」をリリース。同年にリリースした「マシュマロ」は各種音源サイトにて10位圏内にランクインしました。
その後は、2AMのスロンとのデュエット曲「小言」をリリースし、韓国で放送されている音楽番組ミュージックバンクにて1位を獲得します。
2011年には俳優ペ・ヨンジュンと、NiZiUのプロデューサーとしても知られているプロデューサー兼歌手のパク・ジニョンが共同制作したドラマ「ドリームハイ」に出演し、挿入歌「Someday」を歌いました。
さらに同年、EMIミュージック・ジャパンと契約を交わしてプレデビュー・ミニアルバム「I□U」をリリースし、日本進出を決めます。
日本で行われた初ショーケースライブは渋谷オーチャードホールでした。
その後、正式に日本デビューを果たす作品となった「Good Day (Japanese Version)」はオリコンシングルチャートで6位に入っています。
2014年、アーティストとしての功績が認められ「MelOn Music Awards 2014」でアーティスト賞を、「Mnet Asia Music Awards 2014」では最優秀女性歌手賞と最高人気ボーカリスト賞を受賞しました。
2016年には大規模な中国ツアーを開催。その後、香港と台北でもライブが行われました。翌年2017年に「夜の手紙」をリリースし、大きな反響を呼び、第32回ゴールデンディスクアワードで「デジタル音源部門大賞」を受賞しています。
この楽曲が収録されているアルバム「Palette」は高く評価され、第15回 韓国大衆音楽賞「最優秀ポップアルバム賞」、2017 MelOn Music Awards「今年のアルバム賞」、第27回ソウルミュージックアワード「ベストアルバム賞」に輝きました。
2020年、ドラマ「愛の不時着」のサウンドトラックに参加。「心を差し上げます」をリリースし、たちまち話題になりました。さらに5月にはデジタルシングル「Eight」をリリース。BTSのSUGAとのコラボレーションを果たします。
韓国内の主要音源チャート1位を総なめし、iTunesのワールドワイドソングチャートのトップにランクし、アメリカをはじめとする世界59地域でトップソングチャート1位を記録という快挙を成し遂げました。
さらに今年1月27日にはデジタルシングル「Celebrity」を発表。デジタルシングル「eight」以来、8カ月ぶりにカムバックしファンを喜ばせました。
また女優として活躍の幅も広がっており、2013年3月に韓国で放送されたドラマ「最高です!スンシンちゃん」では主演に抜擢されました。その他に本名であるイ・ジウン名義でドラマ「悪い女」や「麗~花萌ゆる8人の皇子たち~」、「私のおじさん」、「ヒョリの民泊」、「ホテルデルーナ」などにも出演。歌手IUではなく女優イ・ジウンとしても世の中に知られていくようになります。2019年には4人の監督がIUをそれぞれの視線で描いた4本の短編で構成されたNetflixオリジナル作品「ペルソナ」の主演を務めました。
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