世界を終わらせて
心の内側からこみ上げる思いが溢れんばかりに音と言葉で表現されており、そのストレート加減がドラマチックな一曲。視界の隅に現実を少しだけいれながらも、神様に祈る様子がロマンチックで儚くも美しいです。昂る想いを誰かと共にシンガロングしたくなる、ライブに限りなく近い肉体感を持っています。
アストロビスタ
“眠れない夜に私 ブルーハーツを聴くのさ”のフレーズに胸が熱くなる一曲です。
ハルカミライには宇宙をテーマにした曲も多く存在します。壮大な宇宙と縦横無尽なライブをするハルカミライの2つにはロマンという共通項を感じます。遥か遠くのものを思い続けるからこそ、自分のなかで想いが膨らんでいき、やがて身近になっていきます。心があるからこそ感じられる美しさをバンドのアンサンブルが引き締めていきます。このMVは「宇宙飛行士」のストーリーへと繋がっていきます。
今も広がり続ける宇宙の起源が大爆発「ビックバン」であったように、何かが生まれるのは丁寧に飾り付けされている空間ではなく無秩序でカオスティックな空間ではないでしょうか。
ハルカミライのライブは人の持つエネルギーが激しくぶつかり合い、いつだってぐちゃぐちゃですが、その中で今までの自分の価値観がぶっ壊され、新しい感情や忘れていた感覚に出会えます。あの素晴らしい混沌は自分らしさを、人生を更に輝かせるために大切なものかもしれません。
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