竹内アンナ
お次はこの人。竹内アンナ。1998年、アメリカ・ロサンゼルス生まれ、京都在住のシンガーソングライターである。彼女は、音楽が好きな親の影響で、70年代、80年代の音楽を聴くようになり、中学1年生のとき、ギターを始めた。彼女を音楽を形容すると、「とにかく心地良いギターポップ」だろう。
竹内アンナ / Free! Free! Free!
耳触りの良い声。ただの発音の良さとは別次元にあるスムースな英詞の歌唱。まさに心地よさのかたまりだ。一見するとアイドル然とした佇まいだが、彼女も演奏、ソングライティングまでこなす。先に紹介した2人と比べると、アコースティックギターである分、わかりやすいギターテクニックではないが、彼女のストロークやカッティングの技術は一級品。エレクトロなジャンルの楽曲を、ライブ時にはギターの弾き語りで表現し切ってしまうのだから、生半可なものではない。
アメリカにルーツを持つミュージシャンによるシーンの席巻が止まらない。
また彼女も、7月28日(日)、「ギョーカイ関係者が選ぶWHO’S NEXT特集」として、NHK『シブヤノオト』出演アーティストの1人である。
Michael Kaneko
彼もまた、アメリカにルーツを持つミュージシャンだ。
Michael Kanekoは、湘南生まれ、南カリフォルニア育ちの日本人シンガーソングライター。幼い頃、父親の運転する車内て聴いていたクラシカルなロックとモータウンサウンドに影響を受け、ギターを入り口に音楽を始めた。
Michael Kaneko – Lost In This City (Official Music Video)
彼の音楽の特徴は、洋楽ライクなサウンドと、生まれ持ったシルキーヴォイス。母国語を英語としているため、英詞での歌唱にわざとらしさは一切ない。それどころか、英語であることがとても自然なようにも聞こえる。もともと世界を視野に活動をしているため、ネイティブである英語詞での歌唱を基本としているようだ。動画に対する反響の声も、日本人より海外の人によるものが目立つ。
卓越したギタープレイは、動画を見れば一目瞭然。呼吸するように生み出される心地良いグルーヴに耳を奪われるだろう。彼は、自身の楽曲のソングライティングにとどまらず、あいみょん、Kan Sano、さかいゆうをはじめとした他ミュージシャン作品への参加も果たしている。これからが注目される世界標準のシンガーソングライターだ。
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