同性からの熱い支持を獲得しているシンガーソングライターの藤田麻衣子
2006年にCDデビューを果たしてから女性達の琴線に触れる恋愛ソングを世に送り続けてきたシンガーソングライターの藤田麻衣子。リリースしてきた多くの楽曲がアニメやTVCMなどのタイアップに起用されていることもあり、一度は聴いたことがある方も多いのではないでしょうか。他アーティストへの楽曲提供も多く、ソングライティングの実力も兼ね備えています。2020年3月18日には約1年ぶりとなるアルバム『necessary』のリリースも控えている藤田麻衣子の魅力を紹介します。
藤田麻衣子のプロフィール
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— 藤田麻衣子 (@Fujita_Maiko) May 25, 2019
1984年1月16日生まれで愛知県名古屋市出身の藤田麻衣子。愛知県の歯科専門学校卒業後に東京へ渡り、歯科衛生士として働く傍ら兼ねてからの夢であった音楽活動を開始しました。その後2006年に1stシングル「恋に落ちて」でCDデビューを果たしました。インディーズながら、2012年には渋谷公会堂、2013年7月にはNHKホールでワンマンライブ、2013年10月には異例となる日本武道館で弾き語り無料ワンマンライブを行い、着々とその名を知らしめていきます。
そして2014年ビクターエンタテインメントへ移籍し、「涙が止まらないのは」でメジャーデビューを叶えました。メジャーデビューもつかの間、同年には1stアルバム『one way』のリリースや全国ツアー開催など怒涛の活動ペースで人気を拡大させていきました。メジャーデビュー後の活躍を受け、インディーズ時代にリリースした「手紙 〜愛するあなたへ〜」が「USENリクエストJ-POP HOT30」に入選するなど再び脚光を浴び、再リリースをすることに。同曲は親への感謝を歌詞にした楽曲で、結婚式の定番曲として浸透してきています。
藤田麻衣子はこれまでの全ての楽曲で作詞作曲をしており、その歌詞が同性から多大な支持を受けています。恋愛をテーマにした楽曲は特に共感する女性も多く、心のひだに触れる歌詞とメロディがその真髄とも言えます。
藤田麻衣子はタイアップ、楽曲提供も多数
藤田麻衣子はTVゲームやアニメなどのタイアップや他アーティストへの楽曲提供も数多く行っています。タイアップの例としては、KUMONのTVCMに「私らしく」が使用されたり、「ねぇ」がアニメ『緋色の欠片』の主題歌に抜擢されたり、最近は「wish ~キボウ~」がNHK「みんなのうた」の放送曲になっています。中でもゲームのオープニングテーマへの起用が断然多く、その界隈では特に知られています。楽曲提供としては、声優・平川大輔の「共犯者」や「propose」の作詞作曲、上野優華「おはよう」の作詞を担当しています。
藤田麻衣子のおすすめ曲
「ねぇ」
2012年に7枚目のシングルとしてリリースされた「ねぇ」。TVアニメ『緋色の欠片』のオープニングテーマに起用されています。これまでのインディーズレーベルではなく、アニメ楽曲を多数リリースしているLantisからのリリースとなりました。藤田麻衣子といえばというような楽曲で、女性目線で相手を思う切ない歌詞は共感を呼んでいます。
「手紙 ~愛するあなたへ~」
2013年6月にMW RECORDSからリリースされた「手紙 ~愛するあなたへ~」。こちらもリリース以来ファンの間で長く愛されている曲です。藤田麻衣子はこの曲を制作するきっかけとなった出来事に友達の結婚式を挙げているように、結婚式を迎えた新郎新婦が両親へ送る手紙が歌詞に落とし込まれています。家族の関係性を描いたMVは感動モノ。親への感謝を伝えることの大切さを改めて身にしみました。近年は結婚式の定番曲として定着してきているようです。
「蛍」
アルバム『もう一度』、シングル「瞬間」に収録。PS3ゲーム「緋色の欠片 愛蔵版 〜あかねいろの追憶〜」のオープニングテーマです。限られた季節に現れる蛍のような触れたくても触れられない儚い恋心を歌っています。どこか物悲しいピアノの旋律と藤田麻衣子の繊細な歌声の相性は言うまでもありません。
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