5.DYGL
Ykiki Beatのメンバーにより結成されたもうひとつのバンド・DYGL(デイグロー)。OasisやThe Strokes、Weezerが好きならはまること間違いなし。インディーロック、ガレージなサウンドはもちろん、覚えやすいキャッチーなメロディーも彼らの魅力だ。2017年の日本のロックシーンを考える上で間違いなくはずせないバンドのひとつ、こういうバンドがもっと売れて欲しい。
6.PAELLAS
大阪発の4人組バンドPAELLAS。新曲『Fire』ではフューチャーな要素も感じさせるシンセに、ドラムとベースが絡み蕩けるようなサウンドを展開している。ミュージックビデオはtofubeatsの作品なども手がける杉山峻輔が担当しており、非常にセンスフル。『Fire』で気になった方は最近リリースされたアルバム『pressure』もぜひチェックを。
7.illion
今年大きな話題をさらったRADWIMPSの野田洋次郎のソロプロジェクト・illion。RADWIMPSではキャッチーなロックサウンドを聴かせているが、illion名義では実験的な要素が強く表に出ている。バンドでは表現し切れない野田洋次郎の新しい側面を堪能でき、音楽的にも非常に質が高い。『前前前世』で彼を知った人もアルバム『P.Y.L』に手を伸ばして欲しい。
8.Nulbarich
ソウル、ファンク、アシッドジャズなどを取り入れたバンドとしては珍しい、姿を公に明かさないスタイルで活動するNulbarich。Suchmosのように夜の海辺が本当に似合うおしゃれでクールなサウンドをつくりだしている。ブラックミュージックを取り入れたバンドがここのところ増えているが、その中でも秀でている印象。『NEW ERA』のミュージックビデオでは、姿は明かさずともメンバーのイラストが動く仕様となっており、唯一無二の空気を解き放っている。
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