季節は春、音楽聴いてますか? 2017年もめちゃくちゃ音楽、面白いです。今回の8選では、最近聴いた中から「特にこれは!」と一押ししたいアーティストをセレクト。どれもこれも凄まじく面白いアーティストばかりです。ぜひお気に入りの楽曲を見つけてみてください。
1.ゆるふわギャング
Ryugo IshidaとSophiee、タトゥーに包まれた2人組ユニット・ゆるふわギャング。硬派なラップではなく、名前の通り、どことなくふんわりとして穏やかなラップが特徴的です。数多のラッパーがいる中、ここ日本でこれまでになかった唯一無二のポジションを築きあげているなという印象。プロデューサーのAutomaticが手がけるビートも非常にクールで、本人たちのキャラクター、ミュージックビデオの空気感、どれをとってもかっこいい。筆者が今最も注目している存在です。
ゆるふわギャング『グラセフ feat. LUNV LOYAL』(Official Video)
ゆるふわギャング
2.DYGL
いずれロックシーンは彼らのものになりそうです。The Strokesのギタリストであるアルバート・ハモンドJr.もプロデューサーとして参加した1stアルバム『Say Goodbye to Memory Den』がついにリリースされ、フジロックへの出演も決め、いよいよ彼らの時代が始まりそうな雰囲気が漂っています。ガレージやインディーロック好きなら間違いなくはまるサウンドと音の空気感、どこか懐かしくエモーショナルに僕らの心を研ぎ澄ましてくれます。
DYGL『Let It Out』(Official Video)
DYGL
3.Rina Sawayama
Rina Sawayamaの『Cyber Stockholm Syndrome』がSpotifyでたまたま流れてきて、それ以降ヘビロテしっぱなしです。ロンドンを拠点に、モデル活動と歌手活動、両方をこなす彼女の歌声は一度聴けば虜になってしまうこと間違いなし。宇多田ヒカル好きには特におすすめしたいですね。ここまでぐっとくる歌声を持つ女性シンガーは珍しくて、今後の展開が本当に本当に楽しみな一人です。
Rina Sawayama『Where U Are』(Official Video)
4.ドミコ
最近見たライブで一番度肝を抜かれたのがドミコです。メンバーはさかしたひかる(Vo,Gt)と長谷川啓太(Dr)の二人だけ。ライブは、さかしたが演奏したものをその場でリアルタイムに録音し、重ねながらライブパフォーマンスを行っていくという驚くべきもので、ベースがいないにも関わらずとんでもなくパワフルで強烈。音源はもちろんのこと、生のライブでぜひ音を浴びてみてください。
ドミコ『まどろまない』~Live at Fever 2017.02.04~
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