D.A.N.の『SSWB』は配信限定シングル仕様
D.A.N.がアルバム以降ぶりとなる新曲『SSWB』が12/23より配信限定でリリース中。2016年の今年、インディペンデントシーンの中で圧倒的そして絶対的な支持と評価を得、聴く者の度肝を抜いたD.A.N.の1stアルバム『D.A.N.』から8ヶ月。D.A.N.からのギフトでございます。
早乙女正雄、砂原良徳ら豪華布陣
そんなD.A.N.の『SSWB』の脇を支える制作チームも豪華布陣。半野喜弘、Jazztronik、大橋トリオなどを手がける早乙女正雄氏ををレコーディングエンジニアに、ミックスエンジニアにはAOKI takamasa、マスタリングを砂原良徳氏が手がけた8分の大作。
柳俊太郎らが出演するMVも必見
『SSWB』のリリースと同時にMUSIC VIDEOも解禁。キャストには柳俊太郎やモデルのCHIAKIらが出演。東京の夜をワンダリングする若者たちの夜を眺める刹那。アナログな情景に浮かぶ不安定なユースの心情や表情。手がけたのは新進気鋭の映像作家、石田悠介氏。どうぞ東京ユースな夜にトリップしてみてください。
ああ、ニクい、またもやこんな楽曲を作るなんてニクすぎるにもほどがあるぞ。2016年、1stアルバム『D.A.N.』をリリースし、
インディ・ロック・シーンのみならず、幅広いリスナーやアーティストから賛辞を得たD.A.N.。
まさに2016年の音楽シーンを象徴する存在、いや事件でしょう。そんな彼らが1stアルバム以来の次の一手、初の新録曲をリリースする。
すでにリリース直後のワンマン・ライヴあたりから演奏され、フジロックのステージでも披露されたこの楽曲
──ライヴに足繁く通うファンの間ではすでにおなじみの楽曲が待望のリリース。ぶあつい市川仁也のベースと、タイト&グルーヴィーな川上輝のドラミング、そして小林うてな(サポート)による夏の追憶を誘うスティール・パン。スリリングなリズムのせめぎ合いが作り出すループは、ダビーなディープ・ハウス・グルーヴを紡ぎ出す。
櫻木大悟による歌と言葉が、夏の日の向こう側に消える、甘酸っぱい白昼夢を出現させる。いまや日本のインディ・ロック・シーンのなかで、ポスト・J・ディラ・ビート、ポスト・インディR&Bといったグルーヴはもはや珍しくもなんともない、彼らはそうした借り物のスタイルを、さらりと越えた向こう側にすでにいる。自らの血肉と化したリズムが、D.A.N.のグルーヴを生み出している。そして、そのグルーヴはまた歌とともにあるのが彼らのサウンドと言えるだろう。この曲はまさにそんな彼らの「いま」が結晶化された作品だ。ミキシングは世界的にも高い評価を受けるテクノ・アーティスト、AOKI takamasa、そしてマスタリングを砂原良徳が手がける鉄壁の布陣だ。決定的な曲を聴いてみて下さい!
TEXT By 河村祐介
D.A.N. / digital single『SSWB』
発売日:2016.12.23(fri)
価格:¥600 / ※単曲¥250
発売元:SSWB / BAYON PRODUCTION
《tracks》
01. SSWB
02. Native Dancer (Albino Sound Remix)
03. Dive (Albino Sound Remix)
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