showmore「circus」
ここからはまた、さまざまなジャンルを取り込んできたトレンドのシティポップを。
showmoreは、根津まなみ(vocal,key)と井上惇志(key,produce)からなる2人組のユニット。これまでに1枚のミニアルバムをリリースしており、2019年12月18日には初のフルアルバムもリリース予定です。
紹介した楽曲「circus」は、ジャズのコードワークを下地にしたリズミカルなシティポップナンバー。アーバンだけど少し陰のある楽曲・歌詞の世界が彼らの真骨頂で、名刺代わりともなっているこの楽曲は、YouTube上で320万回以上も再生されています。MV中には、おなじく現在のシティポップシーンを盛り上げるミュージシャン、LUCKY TAPESの高橋海や大比良瑞希なども出演しています。
showmore公式ウェブサイト
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Mime「Caught in Shower」
Mimeは、森川祐樹(bass)、ひかり(vocal)、内野隼 (guitar)、近藤邦彦(key)、冨倉暢(drums)からなる2014年結成の5人組バンド。ブラックミュージックをベースにしたサウンドと、ひかりの爽やかで澄んだボーカルを特徴とするバンドです。これまでに1枚のフルアルバムをリリースしています。
この楽曲「Caught in Shower」は、2019年4月にリリースされたシングル曲。80年代の洋楽R&Bやファンクのフレーバーを感じる1曲です。最近では、このような楽曲もシティポップへと分類されています。スタイリッシュなアレンジが多いトレンドのシティポップのなかで、彼らが持つ原点回帰的なサウンドプロデュースは、洋楽のサウンドを好むコアなリスナーにもリーチしていくのではないでしょうか。
RAMMELLS「真っ赤な太陽」
RAMMELLSは、黒田秋子(vocal)、真田徹(guitar)、村山努(bass)、彦坂玄(drums)からなる4人組バンド。2015年に結成されました。これまでに2枚のフルアルバムをリリースしています。
この楽曲「真っ赤な太陽」は、2019年4月リリースの2ndフルアルバム「Mirrors」収録のナンバーで、同アルバムのリードトラックとなっています。ロックのサイドから解釈したシティポップ楽曲で、ここまでに紹介した9曲とはまた少し違ったカラーを持っていると、一度聴けばすぐわかるはず。ネオソウル的なシティポップでは物足りないという人におすすめのミュージシャン・楽曲です。
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トレンドの音楽ジャンルであるシティポップを、隅から隅まで聴き尽くす
トレンドの音楽ジャンルであるシティポップの人気曲・おすすめ曲10選を紹介しました。
シティポップとひとことで言っても、70~80年代に流行したものから2010年代以降トレンドとなったものまで、さまざまな形があります。この10選を参考に自分好みのシティポップの名曲を探してみてはいかがでしょうか。探しているうち、どっぷりシティポップの魅力に浸かってしまうかもしれませんね。
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