グループの名を冠した1stアルバム「CARRY LOOSE」
BiSを彷彿とさせるアグレッシブなナンバー「ERASE and REWRITE」から強い怒りと共にやってやるというリベンジ精神を感じ、力が湧いてきます。
アジアンなメロディーが耳に残る「たんたかたんたんたん」は実はUFOと遭遇した時の歌という面白いギャップが。
久石譲の「風のとおり道」を彷彿とさせる「Deep thorns」は日本ならではの情景としっとりとした儚さを感じさせ、改めて日本語の美しさを噛み締めます。
「When we wish upon a star」は傷ついても、歩き続けていこうとする決意に背中を押されたような感覚になり、全てを分かってくれる深い愛情を感じて抱きしめられているような気持ちになります。
カラフルでバリエーション豊富な曲が収録されており、喜怒哀楽どの心境でも聴ける懐の深いアルバムになっています。
個々のポテンシャルの高さが掛け合わさって、相乗効果が生まれCARRY LOOSEの味に深みをもたらしています。CARRY LOOSEのコンセプトは”カッコよくてエモい”。ライブを見ていて、音楽を聴いていて、心が沸騰するようなエモーショナルを感じられることが出来るのが彼女たちの魅力です。
パン・ルナリーフィの「やってやる」という狂気的なほど強い気持ち、ユメカ・ナウカナ?の真っ直ぐなアイドルらしさ、聴き手に寄り添える歌詞をかけるウルウ・ルの才能、YUiNA EMPiREのストイックなカッコよさが、言葉以上の感情を生み出し、心をグッと掴みかかられたような熱い気持ちになります。
今後のライブ
2020年の2月には1stシングルをリリースするCARRY LOOSE。
2019年11月24日には東京 WOMBにてBiSと、11月27日にはSHINJUKU LOFTにて、
12月に解散を発表しているBILLIE IDLEとのツーマンというプレミアムなライブが決定しています。
その後、12月からは敢えて東名阪やメイン会場を外した『ルーズに場所はずしてみましたツアー』というユーモアの効いたライブツアーを予定しています。
これを期に配達員を名乗ってみるのはいかがでしょうか。
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