伝説のスーパーユニット Buono!の魅力
ハロプロから生まれたスーパーユニット・Buono!（ボーノ）が5月22日に横浜アリーナでライブを開催。昨年の日本武道館に続く、大きな会場でのライブ。ももちこと嗣永桃子が6月に芸能界を引退することもあり、最後のライブということで注目を集めています。ミーティアではそんなBuono!のまとめを紹介！
ハロプロが生んだ奇跡のスペシャルユニット、それがBuono!
左から：鈴木愛理・嗣永桃子・夏焼雅
Buono!ってどんなユニット？
Buono!はハロプロキッズから生まれたユニットのBerryz工房と℃-uteのメンバーから選抜されたスペシャルユニットです。メンバーはBerryz工房から嗣永桃子、夏焼雅、℃-uteから鈴木愛理が選抜。この3人は当時各グループのセンター・エースを務めるメンバーで、完成度の高いユニットとして当時から注目されていました。
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2007年にアニメ「しゅごキャラ！」のテーマソングを歌うユニットとして結成され『ホントのじぶん』でデビュー。ハロプロのスペシャルユニットでは異例の連続シングルリリースを果たしました。今までにシングル14枚、アルバム8枚（ミニアルバム・限定アルバム含む）を発売し、10年を迎える2017年に横浜アリーナで単独ライブを開催し、ユニットの最後を飾ります。
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音楽性は3人の高い歌唱力とダンスでクオリティーの高いパフォーマンスを魅せるユニットです。サウンド面ではロックサウンドを主体としていて、ハロプロとしては希少な音楽性を持っていました。また、ライブではDolceがバンドとして入り、生音でパフォーマンスをすることも。音楽好きが多いハロプロファンにも好評で、2016年の日本武道館ライブ「Buono! Festa 2016」ではDolceも参戦し、日本武道館をロックコンサートさながらの爆音でライブを盛り上げました。
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Buono!は歌唱力、ダンス、アイドル性が高く、ロックサウンドで質の高いライブを繰り広げる、スーパーユニットなのです！
Buono!の気になるメンバーは？
続いてBuono!のメンバー、嗣永桃子、夏焼雅、鈴木愛理を紹介しましょう。こちらの記事ではBuono!目線でプロフィールを書いていきます。
嗣永桃子
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現在無期限活動休止中のBerryz工房のメンバーで、現在はカントリー・ガールズのプレイングマネージャーとして活動中です。ももちとしてバラエティでも活躍していますね。Buono!ではリーダーを担当。リーダーとしてユニットをよくまとめていますが、夏焼雅、鈴木愛理はハロプロキッズ時代の同期なので、メンバーの面倒を見るとかそういう苦労はなく、どちらかというといじられキャラとして扱われることが多かったです。
4thシングル『ガチンコでいこう!』から7thシングル『MY BOY』の間、センターを担当。多くの現役アイドルに愛される神曲と言われる『初恋サイダー』もセンターで歌っています。嗣永桃子といえば、デビュー時はあまり歌がうまくなかったのですが、持ち前のプロ意識の高さと努力で歌唱力を上げたメンバーです。特にBuono!で歌うももちは神がかりな歌唱力を魅せることが多く、実力派のももちを語る上でBuono!の存在は欠かせません。Buono!ではカワイイだけでなく、ロックな部分やクールに決めるももちを見ることができます。
夏焼雅
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現在無期限活動休止中のBerryz工房のメンバーで、現在はPINK CRES.として活動中です。Buono!ではサブリーダーを担当。サブリーダーとしての役割は公になっていませんが、Buono!のムードメーカー的存在でした。嗣永桃子のカワイイキャラにツッコミを入れたり、鈴木愛理の奇想天外な行動にフォローやツッコミを入れる。しかし、クイズや知識が試される企画になると急に「ヤバいぞこれ」みたいなローテンションになったりと、女子らしさを見せてくれました。
1stシングル『ホントのじぶん』から3rdシングル『Kiss!Kiss!Kiss!』の間、センターを担当。Buono!のライブは初期の楽曲がよくセトリに入るので、ライブでも夏焼雅がセンターでパフォーマンスをすることが多いです。持ち前のダンスと歌のバランス力と高いスキルで、Buono!をレベルの高いアイドルユニットに導きました。
鈴木愛理
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6月に解散をする℃-uteのメンバーです。給食係を担当。Buono!では最年少になるので℃-uteの時には見せない、妹キャラを見ることができます。それがファンにも受けていて、Buono!にいるときの愛理って楽しそうと言われることも。今のアイドル界にはめずらしい、超がつく程の歌える正統派アイドルなのですが、奇想天外な行動や一発ギャグを発するなどのギャップがたまらないと評価されています。
8thシングル『Take It Easy!』から12thシングル『夏ダカラ!』の間、センターを担当。℃-uteでは不動のセンターエースですが、Buono!ではセンターを担当するようになったのは割と後半です。いかにBuono!がレベルの高いユニットなのかがわかります。歌を聞かせるBuono!の楽曲で多く歌割をもらうことが多く、数々の名曲を生み出すことに貢献してきました。
Buono!に注目しなければいけない理由
Buono!はハロプロの長い歴史上、伝説のユニットと言われても過言ではない存在です。その理由を紹介しましょう！
ハロプロ史上初の快挙を成し遂げる
ハロプロは人気メンバーで結成するスペシャルユニット（ごまっとう、後浦なつみ、DEFDIVAなど）とハロプロ全メンバーからカラーの合うユニットに選抜されるシャッフルユニット（3人祭り、セクシー8、11WATER、など）の2つを企画ユニットとしてデビューさせていました。Buono!はスペシャルユニットに該当するのですが、今までのスペシャルユニットが達成できなかった偉業を果たします。
デビュー曲からアニメ「しゅごキャラ」のテーマソングを担当する大抜擢でスタート。安倍なつみ、後藤真希、松浦亜弥が組んだときには成しえなかった、連続CDリリースやライブツアーも成功させます。松浦亜弥と藤本美貴が結成したGAMも連続CDリリースやライブはやりましたが、Bouno!ほど長くは活動は出来ていないため、総合実績では過去１番のスペシャルユニットです。
また、Buono!がデビューした時期、ハロプロは黄金期の勢いをなくし、メディア露出が減ったいった時期なのですが、Buono!はピザーラやVIVAパエリアのCMにも出演。ハロプロはまだ戦えるという姿を見せてくれました。
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ハロプログループメンバー3大要素を含んだアイドル
次に選抜スペシャルユニットとしてメンバーに注目しましょう。ハロプロには偉大なOGを含め多くのメンバーとグループがいるのですが、ある程度系統があるのをご存知でしょうか？それは
正統派で原石系の歌えるアイドル・安倍なつみ型
見た目が華やかでギャルっぽい実力派アイドル・後藤真希型
可愛さとキャラでセンターに立つアイドル・石川梨華型
です。厳密にいうともっとたくさんあるのですが、大きく分けるとこの3つの系統があります。
実はBuono!メンバーにもこの系統があてはめられます。
まず、鈴木愛理は安倍なつみ型です。安倍なつみもモーニング娘。初期のころは不動のセンターでしたし、℃-uteの鈴木愛理も不動のセンターでした。歌を大事に歌っているところや、しゃべると愛嬌があってカワイイところなども似ていますね。
次に、夏焼雅は後藤真希型です。夏焼雅はデビュー時に金髪で、歌とダンスがうまいという後藤真希の系統に該当するメンバーといえます。実は中々現れない貴重なタイプで、現在のハロプロにもこの系統はいません。
最後に、嗣永桃子は石川梨華型です。嗣永桃子自身、憧れの先輩として石川梨華を上げているので、本人もファンも意識していた部分があると思います。特に嗣永桃子は歌は得意ではないけど、歌声がカワイイ、センターが似合う、ファン人気が高いという石川梨華の特徴に似ている部分が初期からありました。
このことから、Buono!はハロプロ歴代の偉大なOGの系統を引き継いだメンバーによって結成されたスペシャルユニットだったといえます。もちろん個々のアイドルスキルを磨いて、系統を超えた自分たちのスタイルを確立していますが、10年という長い間ユニット活動できたのもこういうハロプロの背景の部分もあるのではないでしょうか。
もうすぐ本当に活動停止
Buono!は5月22日に横浜アリーナでライブを開催しますが、おそらくこれが本当にラストライブになると予想されます。℃-ute解散後に鈴木愛理がBuono!の活動に専念し、本格的に再始動するかと予測されていた時もありましたが、嗣永桃子が6月30日をもって芸能界を引退することになったので、事実上Buono!は活動停止または解散という形になってしまうでしょう。5月22日が大きな舞台でBuono!を見れる最後の機会になります。
次ページ：Buono!のおすすめ動画！
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