2021年、アニメ化が決定しているおすすめの漫画10選

転生したらスライムだった件

あらすじ

主人公であるサラリーマンの三上悟は通り魔に刺され、異世界で”スキル”に恵まれたチート的なスライムとして生まれ変わります。
転生した洞窟で勇者によって洞窟内に封印されていた暴風竜ヴェルドラと出会い、意気投合の末、”リムル”と名を変えて共に旅をすることになり、ゴブリンの一行に出会います。彼が只者ではないと感じ取ったゴブリンたちは、牙狼族を討伐してほしいと依頼。この出来事を皮切りに冒険が繰り広げられていきます。

注目ポイント

『転スラ』の愛称で人気を集めている漫画で『月刊少年シリウス』にて連載中。元々は著者の伏瀬が小説投稿サイト「小説家になろう」で連載していた小説でしたが、着実に話題を集め、大筋プロットとして大幅に改訂し、原作者完全監修で川上泰樹によってコミカライズされました。
『転生したらスライムだった件 魔物の国の歩き方』などスピンオフ作品も数多く出版されており、その人気ぶりが伺えますね。
現在放送されているアニメは第二部となり、このまま夏アニメとしても放送されることが決定しています。

2021年4月からアニメが放送開始される漫画

キングダム

あらすじ

舞台は紀元前3世紀の古代中国。
戦災孤児だった主人公の信（しん）は中国最西の大国、秦で漂（ひょう）と共に「天下の大将軍」を夢見て修行に明け暮れていました。
やがて漂は秦国大臣・昌文君に見出され仕官しますが、深傷を負い死亡。
ところが漂とそっくりな秦国第三十一代目大王・政（せい）と出会い、漂が政の影武者となり死亡したことを知ります。
激昂する信でしたが、漂の思いを引き継ぎ、また自らの夢を叶えるために乱世の天下に身を投じることになりました。

注目ポイント

壮大なロケと豪華なキャストで実写映画も大きな話題を集めた原泰久による漫画作品。『週刊ヤングジャンプ』にて現在も連載されています。
「第17回手塚治虫文化賞のマンガ大賞」を受賞した大作で、ケンドーコバヤシやサバンナの高橋など芸能界からも熱い支持を得ています。こちらも『アメトーーク！』で”キングダム芸人”の特集が組まれました。
4月からアニメの第三期がスタート。オープニングテーマにはBiSHの『TOMORROW』が抜擢されています。

東京卍リベンジャーズ

あらすじ

2017年、26歳のフリーターだった花垣武道は、中学時代の彼女、橘日向と弟の直人が暴走族東京卍會（東卍）の抗争に巻き込まれ死亡したニュースを目撃。
翌日、武道は何者かに電車のホームへと突き落とされ、人生の絶頂期だった2005年へタイムリープしてしまいます。
そこで地元の暴走族だった当時の東卍に袋叩きにされるという過去を追体験しましたが直人に遭遇。12年後に殺されると伝えたところ、直人の命は助けることに成功します。ところが日向が殺害された事実は変わらず。日向を救うために、再び12年前の2005年にタイムリープすることになります。

注目ポイント

『週刊少年マガジン』で連載されている漫画で、作者の和久井健は『新宿スワン』の作者でもあります。
ヤンキー漫画もタイムリープものも、伝統に近いジャンルで多くの作品が存在しますが、その両者が合わさったハイブリッドな漫画はありそうでなかった、新ジャンルとも言えそうですね。
4月にアニメ化が決定していると共に7月に実写映画の公開も予定されています。アニメと実写、2つの映像化は大きなメディアミックスとなり、更に話題を集めるのではないでしょうか。

2021年内に放送予定

チェンソーマン

あらすじ

“悪魔”と呼ばれる存在が日常に蔓延る世界で、少年デンジは死んだ父の借金を返すべく、”チェンソーの悪魔”であるポチタと共に、悪魔を駆除する”デビルハンター”として生計を立てていました。
ある日、”ゾンビの悪魔”によってポチタと共に殺害されそうになった時、ポチタがデンジの心臓となり、”チェンソーの悪魔”へ変身する力を手に入れて復活。
その後、デンジは公安のデビルハンター、マキマにその身を管理されることになります。
公安は”銃の悪魔”を討伐するため、世界各地に散った銃の悪魔の肉片を収集していました。その一方で銃の悪魔に従う悪魔や契約した人間、さらにデンジと同じ”人間でも悪魔でもない者”がデンジの心臓を狙っています。

注目ポイント

昨年、大きな話題を呼んだ漫画の一つ。惜まれつつも昨年末に最終回を迎えましたが、早くも『少年ジャンプ＋』で第二部の連載が決定しています。
放送される詳しい時期はまだ明かされていませんが、今年アニメ化することも決定しています。制作会社は現在、『呪術廻戦』や『進撃の巨人』の製作をしているMAPPA。ショッキングな描写の多い、ぶっ飛んだ作品をどのように表現するのか、『チェンソーマン』とMAPPAの化学変化に注目です。

終末のワルキューレ

あらすじ

人類の誕生から700万年。進歩の兆しがない人類を神々は見限り、1000年に1度開かれる”人類存亡会議”にて終末を与えようとしていました。
そこに戦乙女（ワルキューレ）の長姉ブリュンヒルデは神VS人類のタイマンで人類の行く末を決めることを提案。
その申し出を相手にしなかった神々でしたが、ブリュンヒルデの挑発にプライドを傷つけられたことにより、開催が決定。天界が誇る最強神たちと、秘術”神器錬成”によって神器と化した戦乙女たちと共に闘う最強の人類”神殺しの13人”による、13番勝負が始まります。

注目ポイント

『月刊コミックゼノン』にて連載されている本作。「全国書店員が選んだおすすめコミック2019」、「第2回マンガ新聞大賞」にもノミネートされています。
激しい戦いの世界をアニメ化するのは、『HELLO WORLD』のアニメーション制作や『プロメア』の3DCGなどを担当したグラフィニカ。
また、マキシマム ザ ホルモンのYouTubeチャンネルにて公開されていた「俺ならこう歌う選手権!!」の課題曲として使用されていた楽曲、『KAMIGAMI-神噛-』が主題歌に決定しています。

多種多様で面白い漫画がいくつもある現在。コミックスを買いに行かずとも電子書籍ならば家にいながら読める上に、発売日の午前0時から楽しめる時代になっていることは、非常に幸福なことですね。
気になった作品があれば、是非手に取ってみてください。