LONGMAN
LONGMAN(ロングマン)は、四国・愛媛発の男女ツインボーカルメロディックパンクバンド。2012年に結成され、活動をスタートした。これまでに3枚のミニアルバムと、2枚のフルアルバムを発表。2019年6月には、インディーズ時代を総括するベストアルバムも発表している。
LONGMAN”WALKING”
彼らの魅力はなんと言っても、男女2人のボーカルアンサンブル。どちらもがメインボーカルだからこそ左右対称のアンサンブルが可能で、よくあるバンド内のボーカル/コーラスの関係とはまた違う音を聞かせてくれる。バンドの紅一点、さわはベースも担当。ビジュアル面だけでなく、サウンドの面でもLONGMANの音楽を支えている。
2019年は、「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2019」への出演を果たした彼ら。11月6日には、Sony Musicからのメジャーデビューも決定し、2020年2月には、全18公演の全国ツアーも敢行する。飛ぶ鳥を落とす勢いで飛躍するLONGMANの今後から、ますます目が離せない。
MOSHIMO
お次は、骨太なパンクロックサウンドを。MOSHIMO(モシモ)は、2015年4月結成の4人組バンド。元CHEESE CAKEのボーカル・岩淵紗貴とギター・一瀬貴之を中心メンバーに据えたギター系ロックバンドだ。2016年5月にインディーズレーベル「ラストラム・ミュージックエンタテインメント(今をときめくあいみょんやOfficial髭男dismを輩出)」から「猫かぶる」でデビュー。同年9月にはミニアルバム「命短し恋せよ乙女」をリリースした。同アルバムに収録されたタイトル曲「命短し恋せよ乙女」は、SNSなどで爆発的に拡散。YouTube上で250万再生以上を記録し、彼らの代表曲ともなっている。
MOSHIMO「ヤダヤダ」MV
骨太なパンクロックサウンドと、パワフルな中にどこかあどけなさも残るボーカル・岩渕紗貴の歌声のコントラスト。日常にあるネガティブをポジティブに表現するスタイルが、彼らの音楽の真骨頂だ。キャッチーなのに、カッコいい。無骨だけど、かわいらしい。彼らにしか表現できない世界がそこにはある。ボーカル・岩渕紗貴とギター・一瀬貴之によって書かれるメッセージ性の強い歌詞にも注目だ。
音源だけでなく、ライブパフォーマンスにも定評がある彼ら。例年、積極的なライブ活動を展開している。2019年も、自主企画フェス「MOSHIFES 2019」の開催、大型ロックフェスへの参加、2度の全国ツアー敢行と全速力で駆け抜ける。トップスピードで迎える2020年。彼らがさらに大きな飛躍を迎えても、まったく驚きはないだろう。
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