3月はこれまでの場所から巣立ち、旅立つ季節。今いる場所から飛び立ったあとには、これからの人たちが控えています。たとえば、自分の身が滅びてこの世から消えてしまったら？ そうなったとしても自分のあとを生きる人たちに必ず聴いて欲しい、ずっと残して伝えていきたい。大切な音楽を、次の人たちへバトンを渡すように伝えていきたい。そんな「バトンミュージック」のプレイリスト。
そんな「バトンミュージック」を紹介してくれるのは、あまり聴かれない変拍子を多用しておりアイドル楽曲のひとつの新しい可能性を示しているMasion book girlさんのMIXTAPEです。

小沢健二『ぼくらが旅に出る理由』

都会の象徴のように東京タワーがたびたび登場する小沢健二さんの楽曲は、スカイツリーやもっと高い電波塔が建ってもタワーへ憧れた気持ちを残し続けてくれるはずです。

MOSAIC.WAV『睡眠時☆胸キュン☆症候群』

嬉しい時も悲しい時も涙が出そうなほどの多幸感で包んでくれる電波ソングの文化、いつまでも廃らないでほしい!!大好きな曲です。

スピッツ『つぐみ』

スピッツはいつも普遍的な真理を歌っている気がします。草野マサムネさんの歌声も大好きなので来世でもずっと聴きたい!

P-MODEL『2D or not 2D』

独特の語感と「当時想像した近未来」感が好きです。もっと先の未来で見ても面白そう!

aiko『milk』

中学生頃一番聴いてたラブソングがaikoさんの曲でした。aikoさんの深~~~い愛から生まれる独特の言い回しはいつの時代も若者の心に響き続けるはず!