「ダークサイド」って聞こえはだいぶ暗いイメージ。でも日々生きていれば悲しいこととか切ないこと、ちょっと独りになりたいこととか考え事したいこととか、もちろん落ち込むこととかあるのは当たり前。そんな時、そっとそばにいて寄り添ってくれる音楽を「ダークサイドな音楽」と呼ぶことにします。そうして気がついたらまた、明日に向かっている自分に気がつくのかもしれません。エレクトロニカを基調としてロック、ポップス、クラブサウンドなどを昇華したオリジナルサウンドに定評があるササノマリイさんのMIXTAPEです。
aus『Fake Five』
夜の導入にという感じで。静かに綺麗です。
nano『TK kaleidoscope Remix /Spangle call Lilli line』
オリジナルは昼過ぎに外で聴きたい味の曲と思っていますが、こちらのリミックスはヘッドホンでうずくまりたい時に馴染みます。
Smother『Tennnyson』
Daughterの『Smother』のリミックス。
とてつもなく無情に歌う綺麗で後ろ向きな言葉達に群がるある種場違いなくらいかっこいい音達が合わさってとても気持ち良く沈めます。
Caroline『All I Need』
夜にこれ聴くのが好きという単純な理由で。これも音に沈みたくなる曲です。
菅野よう子x手嶌葵『because』
歌詞も含め、静かに引きこもりたくなります。
レイハラカミ『終わりの季節』
オリジナルは細野晴臣氏。敬愛するハラカミ氏に思いを馳せてよく聴きます。
haruka nakamura『光 piano ensemble feat.CANTUS』
好きなんですこういう曲。音に埋もれていたい。
PROFILE
ササノマリイ
「ねこぼーろ」名義でネット上に発表した楽曲「戯言スピーカー」は、女性ラッパー DAOKO や高校生ラッパーとして話題の ぼくのりりっくのぼうよみなどにカバーされネットを中心に支持を集める。2014 年にリリースした 1st EP「シノニムとヒポクリト」 では、収録曲「戯言スピーカー」のミュージックビデオが 100 個のマッチ箱を使ったストップモーションによるアニメーションと、本人もロトスコープにより出演し話題となりロングセールスに。2015 年には、2nd EP 「おばけとおもちゃ箱」をリリース。紙人形やソーマトロープを駆使したアナログな中の抜群の表現力を持った 「共感覚おばけ」のミュージックビデオは動画サイト vimeo の staff picks、アヌシー国際アニメーション映画祭 2016 委託作品部門 ( フランス )、Anifilm(チェコ)、Golden Kuker-Sofia( ブルガリア ) など数々の映像、アニメーション festival にて入賞している。
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