1stミニアルバム『[2O2O]』について
――本当に仲がよくて、チームワークも抜群な4人ですよね。それでは、待望の1stミニアルバムの楽曲についても聞かせてください!
・01「Ungra(2O2Over.)」
ろん : チャーハン達人時代からum-humになって、すぐにやり始めた曲です。歌詞とサビのメロディーはリアレンジしたのですが、アレンジの大切さを痛感した曲ですね。一曲目なので、アルバムの顔になるような曲にしたかったんです。
小田 : メロディーはキャッチーなのですが、歌詞は“聴きなれない言葉”、“聴く人によって捉え方が様々になるような言葉”を意識して書きました。
・02「芥」
ろん : これも古い曲なのですが、ライブでやっているうちに、いつの間にかレパートリーから、消えていて。でも、もったいないなと思い、復活させました。ベースのリフの意味不明さがキモです。どこから聴いても、正解がわからないところが気に入ってます。
たけひろ : 今でも、正解がわからないよ(笑)
ろん : こちらも、リード曲にしたかったのですが、あえて2曲目したことで、さらに存在感が出て、よかったと思います。
・03「Yawning」
ろん : この曲からは、去年から作り始めたものです。1、2曲目のアクが強いので、「Yawning」では爽やかさを意識しました。ドラッグソング的なネオソウル感を出したかったので、スネアの音色は、かなり、Nishiken!!に注文しましたね。
Nishiken!! : 嬉しい悲鳴なのですが、アルバム全体でも、10種類くらい、スネアの音色を変えているんですよ(笑)。
・04「JoJo(2O2Over.)」
ろん : Nishiken!!に勧められて漫画『ジョジョの奇妙な冒険』が好きになったことで、生まれた曲です。あの漫画の5部、6部における、近未来的な世界観をイメージして作りました。個人的には、愛に溢れた曲だと思っています。
・05「続予報」
ろん : ミニアルバムを製作するに当たって、まず、曲構成の枠組みから考えたんですね。で、レコードで言うところのB面の一曲目で、盤を裏返している時間に流れているような感覚の曲です。
小田 : 歌詞は、メッセージ性を強調しました。最後の『だから どうか 元気でいて』という一節は、あぐらをかきつつ、ボ~っとしながら、考えて、まず歌ってみたのを覚えていますね。
・06「20??」
ろん : 3、4曲目と同じ時期に作りました。でも、歌詞はなんか、僕が書くのではなく、小田に書いてもらった方がいいと直感してた曲です。
小田 : 急に家に呼び出されて、聴かされたよね(笑)。
ろん : アルバム内での裏リード曲にしたかったんですよ。結果、『なんじゃ、そりゃ!』と思えるような仕上がりになったので、リスナーの反応も楽しみです!
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