ニューアルバム『FASHION』メンバーおすすめの曲は?
――そんな“IDLMs.の流儀”が詰め込まれた自信作が『FASHION』。このアルバムで初めてIDLMs.に触れる方もいらっしゃると思うので、おひとりずつ、推し曲を教えてもらえますか? 「俺のプレイを聴け!」的な(笑)。
謙二 だとすると……僕はやりたいことが好きにできた「Freaky boy」かな。
悠 ドラムをあえて打ち込みにして、ファンクっぽい要素を入れて新しいサウンドを作れた曲ですね。
謙二 ベースもシンプルだけど、ちゃんと“歌えた”。いいフレーズを作れたなと思います。
悠 歌詞も全部英語詞で、洋楽シーンでも戦える曲を意識した、いちばん振り切った曲になりましたね。僕は……やっぱり「Marry me」かな。個人的にしっとりした曲が好きだから、いつかIDLMs.でもできたらいいなと思ってたんですよ。歌詞も……まだ誰にもプロポーズはしたことはないんですけど(笑)、僕の理想のプロポーズソング。ぜひ結婚式で歌ったり、流したりしてもらえたらいいな。
秋気 僕のイチオシは「Crazy」。さっき兆志も言ってましたけど、僕らのなかでファンク、ディスコを基調とした曲は大切。でも毎回、新しいサウンドじゃないと意味がない。「Crazy」は謙二が打ち込みベースでアプローチしつつ、生のブラスセクションを入れることで、世界でもなかなかないなと思える曲になったと思います。
謙二 打ち込みベースもすごく80’sな音。ディスコ世代の大人にも、グッとくるんじゃないかな。
秋気 ドラムも、イントロのフィルとかハイハットの使い方とか、マイケル・ジャクソンの「ロック・ウィズ・ユー」をかなり露骨に意識しました(笑)。
兆志 じゃあ、僕はフィーリングで弾いたギターソロが入った「Stranger」を。僕、いま29歳なんですけど、30歳を前にしてこのソロを残せたのは嬉しいなと。自分の10本の指の集大成みたいな(笑)。音色の変化にも、生々しさをリアルタイムで感じて貰えると嬉しいです。ギターをエレピの音の重なり方やフレーズも気に入ってます。
悠 歌詞はちょっと複雑な恋愛ソング。せつない想いを感じてください。
初の全国ツアーではたっぷりバンドらしさをお見せします!
――そしてこの『FASHION』を引っさげて、10月30日の宮城・HooK SENDAIから福岡・大阪・愛知をまわり、11月19日の東京・Zepp DiverCity(TOKYO)に至る「I Don’t Like Mondays. “FASHION” 1st Tour」がスタートします。
悠 今まで単発ライブばかりだったので、短い期間とはいえ、全国ツアーは初めて。
謙二 満を持して感がありますね。
悠 初めてやる会場も多くて、演奏を重ねながら成長していく喜びが味わえそう。僕らも楽しみです。
秋気 セットリストも少しずつ変えながらね。
――ふだんのMVでは、演奏シーンをあまりフィーチャーしないのもIDLMs.の流儀のようなので……(笑)。
兆志 ああ!(苦笑)
謙二 MVだと僕らの演奏、脇役になっちゃってるからね(笑)。
秋気 ちゃんとバンドなんだぞってところも、たっぷりお見せするので!
悠 「IDLMs.って何者?」と興味を持った方も一体になって楽しめるライブなので、ぜひ遊びに来てください!
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《MEETIAが知りたい! I Don’t Like Mondays.に5つの質問》
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