MYNAME末っ子“チェジン”の本音~K-POPアーティスト「リーダーのホンネ、末っ子のホンネ」~
K-POPシーンで活躍するグループのリーダーと末っ子にスポットを当てる「リーダーのホンネ、末っ子のホンネ」。それぞれの役割のなかでいいところ、苦労しているところなどをお伺いしつつ、ほかのメンバーから見たイメージなども掘り下げてお届けします!
前回に続いて今回も12月7日にレーベル移籍後初のアルバム『ALIVE~Always In Your Heart~』を発売するMYNAMEが登場。周りから愛され放っておけない癒しキャラ、普段は物静かというチェジンが過ごしてきた、MYNAMEの末っ子としての時間とは。
練習生として入ったときには、お兄さんたちと自分の実力との差があったから、それが辛かった
チェジン「末っ子は得かも?って思う時は、失敗したときにお兄さんたちがフォローしてくれるところ。〈末っ子〉っていう単語だけで、目立つというか。それが得していることじゃないかなって思いますね」
セヨン「(チェジンの韓国語を聞きながら通訳)リーダーと末っ子って、あの人がリーダーだ、あの人が末っ子なんだ、っていうだけで話題になりますよね、って」
チェジン「末っ子で最初大変だったのは、練習生のときにお兄さんたちと年の差が結構あったこと。これまで歩んできた道も違うし、一番年下だったから、打ち解けるまで少し時間がかかりました。僕が練習生として入ったときには、お兄さんたちと自分の実力との差があったから、それが辛かったですね」
セヨン「いまはないですけど、初めて日本に来たときに、両親に会いたくて泣いたりしていたのは、末っ子っぽいなって思いました、当時(笑)」
ジュンQ「チェジンは、漫画が好きだから……僕も好きなんですけど(笑)、だから毎週新しい漫画が出ると、すぐチェックするんです。そういう部分が末っ子っぽいというか。子供っぽいとも少し違うんですよね、僕も一緒に見るけど(笑)。漫画に夢中になっているところを見ると、末っ子っぽいなぁって」
コヌ「年が一番下だから、人として壁にぶつかった時に、うまく対処できなかったりすると、年下だなぁって思います。アドバイスはしないんですけど……」
セヨン「全然してますよ(笑)」
コヌ「少しだけね? でも、本人が問題を理解しないといけないので、ちゃんと理由を考えて行動したほうがいいよ、って言うくらいですね」
お兄さんたちのパフォーマンスを公演中にみて、いつも勉強させてもらってます
インス「僕は逆に、チェジンに末っ子っぽいエネルギーがもっとあればいいと思います。ステージ上や仕事の時には明るく末っ子っぽく見えると思うんですけど、プライベートは無口な方なんです。チェジンは自分一人で考えて、自分の実力のレベルを上げるために頑張ってる……それはまったく悪いことではないんですけど、もともと静かな性格なので、〈Let’s Go! 今日も頑張っていこうよ!〉みたいなハツラツとした感じは、年上メンバーの方が言ったりします」
チェジン「自分でもそれは気づいていて。〈ワ~!!〉ってやりたいんですけど、僕の性格はそういう騒ぐような感じではないんです」
インス「チェジンは静かで、ジュンQは慎重というか。なので、一般的な末っ子っぽさ、元気いっぱいみたいな部分があまりないので、そこがちょっと残念と言えば残念かもしれないですね。僕にはもちろん敬語で話してくるけど、雰囲気が落ち着いているからか友達みたいな感覚になります。だから、あまり末っ子だなぁって思わないですね」
チェジン「お兄さんたちは、1人1人得意な分野があるじゃないですか。セヨン兄さんはダンス、インス兄さんはヴォーカル、ジュンQ兄さんはラップ、コヌ兄さんはヴォーカル……。それそれのパフォーマンス姿を公演中にみて、舞台上でもいつも勉強させてもらってます」
コヌ「末っ子としてやらなきゃいけないことがあるとすれば、愛嬌ですよね?」
チェジン「愛嬌は、僕はもともとありますから!」
コヌ「じゃあいま見せてよ(笑)」
チェジン「それは嫌です(笑)。僕は、話をしているときや何かをしているとき、自然に愛嬌がでる方だと思うんです。でも、わざと愛嬌のあるポーズをするのが苦手で。家族といるときは弟がいて、兄の立場になるから……」
インス「だから、末っ子が似合わないのかも。自分の家では兄だから。兄としては、すごくいい兄ですよ。弟に洋服とか買ってあげたりして」
チェジン「僕は弟にいいと思うことは全部やってあげたいんです。おいしいもの食べに連れて行ったり、楽しい場所に連れて行ったり。。僕が楽しいと感じたことを弟にも感じさせてあげたいんです。」
セヨン「ちなみに、他のメンバーはみんな年上の兄姉がいます」
チェジン「MYNAMEでは僕が一番年下ですけど、末っ子っぽいタイプの人だなと思うのは、セヨン兄さん(笑)。僕がやらないこと……、ワーッて騒いだり、盛り上げたりすることを、セヨン兄さんがやってくれるんです」
セヨン「家でも末っ子だし、性格も明るいし、練習生を6年やってたから、末っ子ポジションに慣れてるんです。盛り上げる役は、グループのなかに1人はいなきゃいけないでしょ? そのスタンスに慣れちゃいましたね(笑)」
MYNAMEプロフィール
MYNAME
まいねーむ/2011年10月27日韓国デビュー、2012年7月25日日本デビュー。
ルックス、歌唱力、ダンスともに群を抜いた実力を持ち、高い身体能力と完璧な肉体美を持つ韓国の5人組男性ビジュアルアイドル。2012年7月デビューシングル「Message(Japanese ver.)」から、全てのCDがオリコンランキングで上位に入るなど、ヒット曲を出し続けてきたMYNAMEの楽曲をプロデュースするのはEXILE、倖田來未、安室奈美恵など、日本最高のアーティストはもちろん、BoA、少女時代、SHINeeなどの韓国トップアーティストをプロデュースした日本最高のヒットメーカー(HIRO、STY)達。
ハードエレクトロからメロウバラードまで、 アメリカ、ヨーロッパ、アジアと世界中から選りすぐられたトラックにのせて5人の個性が縦横無尽に交錯する、まさに世界基準の音楽クオリティーを届け、2015年リリースの3作品が連続オリコンデイリーランキング1位を獲得。2016年12月7日には、レーベル移籍後初となるアルバム「ALIVE〜Always In Your Heart〜」の発売も決定し、「東京ドーム単独公演」という最終目標を掲げ、メンバー1人ひとりが自分の名前に自信と誇りを持って、夢に挑戦し続けている。
オフィシャルサイト:http://www.myname-jp.com
-Text_Kana Nagasawa
-hairmake:
TOMOMI HASEME
JUNKO KAMATA
-Stylist:
DISCUS KOBAYASHI (chantier)
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